溝端淳平「新たなMCUの序章」、村井國夫はレッドハルクばりの雄叫び!【「キャプテン・アメリカ BNW」ジャパンプレミア】
2025年2月13日 22:10

個性豊かなヒーローたちが活躍するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で、最強軍団であるアベンジャーズを率いた存在として知られるキャプテン・アメリカ。その新たな戦いを描いた「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」のジャパンプレミアが2月13日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
日米同時公開を翌日に控えるなか、上映前には日本版声優を務める俳優・溝端淳平(キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン役)、村井國夫(レッドハルク/サディアス・ロス大統領役)、森川智之(サミュエル・スターンズ役)が舞台挨拶に登壇。溝端は「実は、関係者の方もほとんど見ていない状況なんです。キャプテン・アメリカとしてのスクリーンデビュー作で、新たなMCUの序章になる作品。存分に楽しんで、皆さんにチーム感が生まれれば、きっと今後のアベンジャーズも盛り上がるはず」とアピールした。

また、“継承”したいものを問われると、「蜷川幸雄さんとの出会いが大きくて。そのときに言われた『自分を疑え』という言葉を肝に銘じている。自問自答を受け継いでいきたい」と話していた。
村井は、レッドハルクに負けじと雄叫びをあげながら、ステージに登場。レッドハルク/サディアス・ロス大統領を演じるハリソン・フォードの吹替え声優を40年以上務めており、「謎を秘めていて、いままでとは違う重厚感がある人物。ハリソンさんも楽しんでいるのが、よくわかったので、私も思いきり新しい面を演じた」と、アフレコを振り返った。
劇中には、桜や日本の首相(演:平岳大)が登場しており、溝端は「今後、日本が重要なカギを握る可能性があると思います。僕の考察ですけど」。村井は「たけちゃん(平)はアメリカで頑張っているし、ひろちゃん(真田広之)も『SHOGUN 将軍』で頑張った」とベテラン俳優だからこその視点で、ハリウッドで活躍する日本人を称えていた。

森川がサミュエル・スターンズの声を担当するのは、「インクレディブル・ハルク」以来約17年ぶり。本作で、当時と同じティム・ブレイク・ネルソンが演じていることもあり、「オタク心をくすぐりますね」と思わずニヤリ。「そもそも、なぜ私がここにいるのか? 言いたいことはいっぱいあるが、言えない」と期待をあおった。
ジャパンプレミアには「ブラックパンサー」シリーズでシュリの声優を担当した百田夏菜子、「アントマン」シリーズでルイスを演じた小杉竜一が、映画公開のお祝いに駆け付けた。バレンタイン前日とあって、百田は特製のチョコレートケーキをプレゼント。ブラマヨ小杉は「アントマン」にちなんで、直径約15ミリの“盾”クッキーを溝端たちに手渡した。

百田が吹替えを務めたシュリは、「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」にて、ブラックパンサーを継承した経緯があり、「とても緊張したが、溝端さんが『大変だったでしょ。すごく良かったよ』と言ってくださり、ホッとしたことを覚えている」と述懐。溝端は「同じ気持ちだよね。(キャプテン・アメリカの継承は)すごく重責がありました。ファルコンの良さもありつつ、キャプテンとして主役になって帰ってくるので」と、継承の“先輩”である百田に感情移入していた。
舞台挨拶の前には、藤岡ファミリーや藤田ニコル、前田敦子、花村想太、ウルフ・アロンらがフォトコールに参加し、キャプテン・アメリカの新たな門出を盛り上げた。
「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」は2月14日公開。
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