対象となったのは、2024年1月1日~12月31日に「封切り」「配信開始」となった作品。本記事では、ユーザーの皆様が投稿していただいたポストと映画.com&アニメハックのスタッフや映画ライターの方々の推し映画合わせて100本をご紹介します。一部の作品には、熱い思いが込められたコメントも添えさせていただきます。
まだまだ劇場公開中のものから、間もなくBD&DVD、もしくはデジタル配信がスタートする作品も含まれています。2024年の名作たちを振り返り、2025年の映画ライフをさらに充実させるための参考にしてみてください!
※作品の並びは五十音順。
・上半期に公開された作品でも個人的1位。そのままぶっちぎりで2024年1位になりました。二転三転する展開も好きでしたが、とにかく
サム・ロックウェルが爆裂にかっこいい! 全人類観てほしいです。(映画.com編集部 S.K.)
・相身互い、一期一会の出会いと優しさの連鎖で…心温
まる物語
佐々部清監督作品として制作される予定だった映画バトンを受け継いで頂いたことに感謝…
・ファンタジー、コメディ、恋模様と青春、ホラーまでこれ1本にすべて盛り込まれています。感情の全部を引き出されて持っていかれました。圧倒的1位です。マジで配信・物理メディア販売ができないのがもったいない!今後、どこかで公開されましたら絶対に観たほうがいい傑作です。(人間食べ食べカエル)
・全く先が読めなくて翻弄されまくり…気がつけば泣いていた…そんな映画です。それがどんな涙だったかは、実際に観て確かめてほしい。結末を知ったら、絶対にもう一度見返したくなる!
・実写化不可能と言われていた原作ですが、アレンジを加えながらも上手く表現されていました。
・心に響いた映画。コロナ禍の出来事を忘れないようにしたい。
・大切な人を純粋に思うラブストーリーで音楽も素敵でした。切なさ儚さを表現できる俳優として
京本大我さんの演技はとても心に残りました。
・リバイバル公開作品ですが10年ぶりにIMAXで鑑賞し、音響や映像など、あらためてIMAXで見るべく作られた映画をIMAXで見ることのよさを、文字通り体感したから。猫も杓子もIMAX…みたいな、本当にこの作品IMAXでやる必要ある?って作品までIMAXで上映されることが多い昨今、真にその価値のあるものを上映してくれたよかった。また、10年の間に自分にも子どもができたことで、主人公である父娘の絆がより実感をもって受け止められて、自分でも予想外に感情を揺さぶられたから。下手な新作より過去の名作ということをあらためて気づかされた。(映画.comスタッフ A)
13「
兎姉妹」
・約21分間の短編作品ですが、見ごたえのある内容でした。ある姉妹が数年ぶりに再会したことによって、家族愛を感じる事ができる作品です。(映画.comスタッフ N.K.)
14「
うんこと死体の復権」
・映像として全くお勧めできないが、人間と地球上で生きる生物の循環をリアルに見せてもらえ、環境や食に対する意識が高まった。(映画.com編集部 M)
・漫画原作はハードルが高いというけれど、面白かった。ライブのキラキラしたシーンは圧巻。キャラクター一人一人が個性的で、皆何かを抱えながら生きている。カミキヒカルは鳥肌が立った。ドラマ見たほうが楽しめるけど映画だけでもok。
・グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで2回見ました。IMAXフルサイズの絵力と、やや複雑な構成ながらも現代に通じる挑戦的なテーマを描ききった物語に魅了されました。(アニメハック編集部 G.K.)
・年末年始に見るのにおすすめなエンターテイメントです。とにかくVFXがすごいのでお友達やご家族とワイワイ言いながら楽しく見られますよ。
・38年経ってもダンディ&セクシーは健在です
・「1番好き」「面白かった」「心に響いた」「何度も鑑賞した」「人にオススメしたい」すべてにあてはまりますから
・分かりやすく怖い描写は無いのに物凄く怖かった。見終わってからシネコンのソファーに座り込んじゃった。あとパンフレットの一部が黒い紙に銀インクの印刷なの、見ようとしないと見えない、角度によっては見えないのがめちゃくちゃ内容に合ってて格好良かった。
・映像の美しさがひとつのポイント。奇妙さを際立たせており、内と外の世界の対比をもの静かに不気味に、そして、いつしか子どもたちの心までもをむしばんでしまうという恐怖を写しだしていました。(映画.comスタッフ miju)
・飛信隊と王騎将軍が日本の夏を最高に盛り上げてくれました!!!
・続編として、滅多にお目にかかれないほど非の打ち所がないと形容しても言い過ぎではない出色の出来栄え。(映画.com副編集長 大塚史貴)
・お金も人も贅沢につかっていて大満足なエンタメ大作でした!このスケールの歴史スペクタクルアクションを映画館の大スクリーンで観られることに幸せを感じました。
リドリー・スコット監督には長生きしていつまでも映画を撮っていてほしいです。(映画.comスタッフ A.S.)
・前作との繋がりを感じさせる胸アツシーンが随所にちりばめられていて、序盤からもう胸がいっぱい。コロッセオでの模擬海戦シーンも圧巻で、映画館を出たときの満足感がずば抜けてました。(映画.com編集部 A.M.)
・来年はもっと聖地巡礼します!
・エンドロールで、アジカンのRe:Re:のカバー曲が流れた時に、そうきたか…とちょっと鳥肌だった。(映画.comスタッフ H.S.)
・甘利田先生役の
市原隼人さんの役者魂に今回も魅せられました! おもしろくっておいしそうで、最後は泣かされるシリーズ最高傑作でした!(映画.com編集部 A.M.)
・シリーズ最高傑作で本当に愛に溢れた涙なしでは見られない素敵な作品だった。主演が
竹内涼真さんでなければ成り立たなかったすごい熱量の映画。
・思っていた数倍良かった!感動もヒヤッとするところも沢山でした。忍たま乱太郎のキャラをもっと知ってもう一度観たい。
・TVアニメシリーズファンだったので新作がうれしかった。薬売りのアニメーションが圧巻。三部作の次回作に期待をこめて。(映画.comスタッフ nemo)
・悪意も善意もひっくるめて突き付けてきて、えぐられてしんどくなった反面、自分にもまわりにも重なってくるところがあり不思議と笑えた。(映画.comスタッフ Y)
・鑑賞後数日間たっても自分の中に留まり続けたぐらい強かった。キャスト陣全員素晴らしかったのはもちろんのこと、書き下ろしの主題歌も作品と合って世界観を引き立たせていてとてもよかった。(映画.comスタッフ Y)
・見終わったあとそうだったのか!と唸る緻密な構成とサプライズ、主演のかが屋お2人の軽妙なやりとりが最高でした。テレビドラマ版から見ることを強くお勧めします。(アニメハック編集部 G.K.)
・こういう脚本の出来がとても素晴らしい映画を鑑賞すると、映画が好きで良かったなぁと実感する。脚本だけでなく、例えばラストの剣戟シーンで椿三十郎を連想したり、映画好きが感涙するツボを抑えているのがこれまたにくい。(映画.comスタッフ H.S.)
42「THE LAST KUMITE」
・ヴァン・ダムのクエストとキックボクサーを1本にまとめたような映画だからです。それはつまり完璧な傑作です。(人間食べ食べカエル)
・映画への“BIG LOVE"がここにありました。反骨アクション×社会派エンタメになっていき、悪人が善人へとガラッと転じる痛快さも放り込み、極めつけは大泣きするって――マジでこの映画どうなってんだよ!!!!!最高だろ!!!!!!と叫んじゃうほどのめり込んじゃった1本です。(映画.com編集部 O.H)
・こんなにも前半後半で印象違う映画はない!そして映画愛がこんなにもあふれていて最高すぎる!最後は嗚咽が出るほど泣きました。(映画.comスタッフ エビタニ)
・前作から更にパワーアップした爽快なアクションやラブコメに新たにホラーやミュージカル要素が加わり楽しめて見応えある作品です。
・原作をしっかり踏襲しながらも現代版にブラッシュアップされ納得の仕上がりでした!(映画.comスタッフ M.Y.)
・難しい題材ではあるけどとても考えさせられるし、心を揺さぶられる胸がぎゅっと熱くなる作品でした。
・2時間あっという間という疾走感がありながら、大きな余韻が残る。日常の有難さ、人を信じること、人が人を裁くことの怖さ…様々に思いを巡らせ、誰かと話したくなる。映画館で見るべき映画、というのを体感できる作品でもありました。忘れられない1本。
・これぞ、ハリウッド映画の歴史。世代を問わず、すべての映画ファンに見てほしい作品です。(ライター 内田涼)
・日向坂46の4期生がみんなイキイキとしていて、まぶしかった。東京の観光映画として思いのほか楽しめて、普段暮らしている東京の名所をあらためて眺めれてよかった。(映画.comスタッフ A)
・映像がすごかったのと、テニス描写がこれまで見たことがなかったため感動。(映画.comスタッフ nemo)
・"主演の
ジョゼフ・ウィンターが、奥さんと監督・脚本・制作・編集に至るまで二人で手掛け、ジョゼフの音楽と合わせて作り上げられた夫婦の渾身作低予算ホラー。ホラー映画好きじゃない人にはオススメしませんが、好きな人は一見の価値がありそうな映画で個人的に要注目な夫婦です。(劇場で鑑賞したのですが終始観客の笑い声が飛び交い、ホラーだけど今年一番ほっこりした劇場体験でした)(映画.comスタッフ O.C)
・20世紀フォックス配給ヒーロー映画への愛と尊敬と皮肉が詰まった作品。他のヒーロー映画だけでなく出演者に関する小ネタまで散りばめられており、久しぶりに見た人同士で答え合わせをしたくなる映画でした。(映画.comスタッフ N.K.)
・控えめに言って、人類史上最高のSF映画だと思っています!(ライター 内田涼)
・この映画は、2024年最大の“事件”――まだ見ていない人、見てください。まずは予告編でもOKです。
どうすればよかったか? いまだに明確な答えは出ません。(映画.com編集部 O.H.)
・愛する我が子が同じ社会で自由に生きられないとき、親に何ができるのか?という子育てについての映画でした。ラストシーンの父親の決断と表情が素晴らしいので見てほしい!(映画.comスタッフ A.S.)
・犯人がわかっていながら見ていたにも関わらず、最後までドンデン返しを喰らい、ノックアウト。非常に見応えのある作品です。(映画.comスタッフ N.K.長澤 )
・前半はいくつかの場面で主人公の境遇と真っ直ぐさに涙し、途中からは次々魅せられるダンス場面にどんどん盛り上がり、音楽に合わせて踊りたくなりました。純粋に打ち込む姿、熱い思いに国の違いはない!と思えた作品。
63「HYPERFOCUS : TOMORROW X TOGETHER VR CONCERT」
・VRコンテンツの本格化を感じさせる体験だった。アイドルがずっと見つめてくるし、目の前5センチに迫って来るし、心臓に悪い。ありがとう! 映画館でVRゴーグルをかぶって鑑賞。(映画.comスタッフ 炭酸水)
・ロトスコープによるしなやかなアニメーション、ちょっと間抜けな人間と化け猫たちが愛おしい。映画祭を発端とする国際共同製作の成功例であり、花とアリス殺人事件の系譜としてがんばっていきまっしょいと同年に公開されたことも新しい時代を感じさせる。(映画.comスタッフ 炭酸水)
・物語に身を委ねていると、選ばなかった道、言えなかった言葉、もう会えない相手――人生の選択のなかで失ったもの、もう取り戻すことができない時間が次々とよみがえってくるようでした。年齢を重ねたからこそ共感できる要素が満載で、自分自身の失われた“あの時”の記憶がふと浮上するかのよう。ノラ、ヘソン、アーサーの関係を通して、互いの思いを尊重し、それでも溢れ出す感情が存在すること、そして愛する人のなかにも知りえない部分があることを、しみじみと悟りました。(映画.com編集部 ドーナッツかじり)
・観るたびに、こんな所にも!って仕掛けや発見があり何度も楽しめて、最後にはあったかい気持ちになります。
・「ものづくりとは何か」を問われる作品だった。
・もはや完璧なパッケージ商品。激しい暴力描写とゆるいギャグの塩梅が絶妙。水戸黄門のようにマ・ソクト刑事にはあらゆる都市に出張して悪党どもをぶちのめしてほしい。(映画.comスタッフ K.A.)
・1秒も無駄な瞬間がない!と思えるほど猛スピードの急展開、社会問題を織り込んだ物語が素晴らしかったです。全ての登場人物をひとり残らず地獄の底に突き落とすかのような結末に、震えが止まりませんでした。(映画.com編集部 ドーナッツかじり)
・ストップモーションの原作モルカーへのリスペクトもちゃんとしてるから、そういう意味でも安心して見れる。人間が台詞喋ってるけど、主役はモルカー達ってのは大事にしてるし凄く世界観とマッチしてる。
・ポップコーンつまみながら仕事帰りにリラックスして観る娯楽映画として完成してると思いました。
・主演の
眞栄田郷敦の言葉・表情から感じる、死ぬほど頑張った者だけが到達出来る境地が心に響いた。とにかく刺さるセリフが多く前向きに頑張る力をもらえるので最推しです!
・人と人とのつながりを考えさせられる素敵な作品ふれるがとても愛おしいです。
・今の季節にもう一度観たいな。優しい気持ちになれるから、色んな人に観てほしい。
・コーダという存在や伝え合うことの大切さに気づかせてくれました。何気ない日常や家族の愛情がとても愛おしくなる素敵な作品。
・サッカー好きな私に響いただけでなく、親子の成長の話としても素敵。自閉症について知ることもできます。
・最後のマラソンシーンは沿道で応援している錯覚になるほどでとても感動しました。
・誰もが知っている名曲We Are The Worldの誕生秘話。最後は感動さえ覚えます。
ボブ・ディランの困惑している表情にくぎ付けです。(映画.comスタッフ miju)
・フィクション映画でもフィクションだとは思わず実際に日本で現在進行形でこういうことが起こっていて、今生きている私達もこの映画内では敵役なんだと思いながら鑑賞。「無関心」ほど狂気なものはないと改めて感じました。
・1940年代の上海。ドラマは複数の言語で巧みに進んでいく。時系列をパズルのように組み合わせた演出は圧巻。残酷な歴史を描きながらも映像はひたすら美しい。高らかに響く『レクイエム』に心を持って行かれました。
・一時代を築き上げた踊るシリーズを取材で追い続けてきた者として、腑に落ちるものでした。賛否両論あるのも理解できますけれど。(映画.com副編集長 大塚史貴)
・最後の最後、超展開過ぎて鳥肌立ちました。考察が捗ります!(映画.com編集部 S.K.)
・くせが強すぎる豪華偉人の活躍が痛快で面白い。さらについ人任せにしがちな自分を反省。赤楚くん演じる坂本龍馬がかっこよすぎた。
・現代の日本を切実に写した映画でもあり、生きづらさを抱える人にとっては生き方の緩やかな転換を、それを支える人や社会の在り方をさりげなく優しく教えてくれる普遍的な御守りのような作品。
・優しさ、良い人さの押し付けがなく、個人が抱える問題も過剰に悲劇にしないその語り口が良かった。若い二人のキャストのバランスと賢さ。(映画.com編集部 M)
・切なさもあるけど、あったかくて優しい素敵な作品だった。映像も美しくて大好き。
・いろんな仕掛け(伏線)がありすべてが繋がった時に悲しい現実が浮かび上がって言葉を失いました。
・2Dのシンプルな作画スタイルで、人間も動物も実物の色には囚われずイメージをそのまま反映させた一色で表現し、カラフルで弾むようなアニメーションが楽しいです。子どもの成熟した芯の強さと、大人がしまい込んでいた無邪気さ。普段は隠れてしまいがちな心の側面に向き合える映画でした。(映画.com編集部スタッフ I.S.)
・もちろん見た時はいいな!って思った作品はたくさんあったけど日が経ってこんなにも心に残ってるのは
ルックバックしか無かった……。
・ドッグもロボットもどちらも可愛い。80年代の懐かしい物が沢山。悲しくて切ない。色んな幸せがあるよね…。全てがわかってからの鑑賞2回目の方が泣く。本当に観に行って良かった!