【25年1月放送開始の冬ドラマ】映画.comが注目する10本/出演者・あらすじ・放送開始日など
2025年1月3日 12:00
お正月休みが明けると、地上波では2025年の冬ドラマがスタート。1月期は、金融、不動産、教育など様々な業界を舞台にしたお仕事ドラマや、考察が楽しめそうなミステリー作品が目を引くラインナップとなっています。
本記事では、映画.com編集部のドラマ好きが特に注目する民放ドラマ10本をピックアップ。来週から放送が始まる作品もありますので、お見逃しなく!
・「プライベートバンカー」(唐沢寿明)
・「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(香取慎吾、志尊淳)
・「ホットスポット」(市川実日子)
・「119 エマージェンシーコール」(清野菜名、瀬戸康史、佐藤浩市)
・「問題物件」(上川隆也、内田理央、宮世琉弥)
・「法廷のドラゴン」(上白石萌音、高杉真宙)
・「アンサンブル」(川口春奈、松村北斗)
・「御上先生」(松坂桃李)
・「クジャクのダンス、誰が見た?」(広瀬すず、松山ケンイチ)
・「相続探偵」(赤楚衛二、桜田ひより、矢本悠馬)
2025年1月9日(木)午後9時 ※初回拡大スペシャル
唐沢寿明が、富豪たちの資産や利益を守るためなら何でもやる凄腕プライベートバンカーを演じるマネーサスペンス。「ハラスメントゲーム」シリーズ、「フィクサー」でも組んだ西浦正記監督と3度目のタッグを組む。
プライベートバンカーの庵野(唐沢)は、資産7000億という大富豪、天宮寺アイナグループの社長から依頼を受ける。その要望は、社長がこよなく愛するだんご屋の窮地を救ってほしいというもの。しかし、だんご屋の社長・飯田久美子(鈴木保奈美)は店の存続が危ぶまれる中、金融知識が全くないがために投資詐欺に引っかかってしまい、多額の借金を背負ってしまう。庵野は絶望の淵に立たされた久美子に、ある提案を持ちかける。
2025年1月9日(木)午後10時 ※初回15分拡大
香取慎吾が人生崖っぷちの元報道マン役で主演し、志尊淳が義弟役で初共演するファミリードラマ。映画「ハケンアニメ!」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑をはじめ、人気脚本家チームが完全オリジナル脚本を手掛ける。
報道マンの大森一平(香取)は昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるように退社。現在は、フリージャーナリストを名乗るも仕事はない。そんなある日、一平は亡き妹の夫で、シングルファーザーとして2人の子どもを育てる小原正助(志尊)に声を掛け、実家で一緒に暮らし始める。実は、政治家になることを決意した一平は、区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙っていた。
2025年1月12日(日)午後10時半
バカリズムが脚本を手掛け、ドラマ「ブラッシュアップライフ」の制作チームと再タッグを組んだSFヒューマン・コメディー。小さな田舎町を舞台に、平凡な日常とファンタジーが融合した物語が展開する。
富士山の麓に広がるのどかな町で暮らすシングルマザーの遠藤清美(市川)は、毎朝、娘のためにお弁当を作ってから、職場であるビジネスホテルに出勤し、フロント業務を淡々とこなす。仕事以外では、数カ月に一度、幼馴染の葉月(鈴木杏)と美波(平岩紙)とご飯を食べながら近況報告し合う。ある日、清美は仕事帰りに交通事故に遭いそうになり、“地球外生命体”に命を救われる。“その秘密”を葉月と美波に話してしまったことから、平凡だった清美の日常が変わり始める。
2025年1月13日(月)午後9時 ※初回30分拡大
清野菜名が主演するフジテレビの月9ドラマ。消防局の通信指令センターを舞台に、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実”を完全オリジナルストーリーで描く。横浜市消防局全面協力の下、最新の消防司令センターをセットで完全再現。脚本は「わたしのお嫁くん」や「降り積もれ孤独な死よ」などを手掛けた橋本夏らが担当し、演出は「救命病棟24時」「医龍 Team Medical Dragon」シリーズの水田成英らが担う。
横浜市消防局・司令課3係に配属された新人指令管制員の粕原雪(清野)は、一度聞いた声は忘れない特技をもつ。個性的な指令管制員たちは、困難な状況にチームとして立ち向かう中で、それぞれに抱える葛藤や問題を乗り越えて成長していく。
2025年1月15日(水)午後10時 ※初回15分拡大
映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の脚本を手掛けた作家・大倉崇裕氏の原作小説を、上川隆也主演で実写ドラマ化。人並み外れた記憶力と天才的な推理力をもつ謎の男が、不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を鮮やかに解き明かしていく。「ごくせん」「花咲舞が黙ってない」シリーズなどで知られる人気脚本家・松田裕子らが脚本を担当する。
不動産会社に勤務するOL・若宮恵美子は、新設の部署・販売特別室に異動を命じられる。しかし、そこは心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署だった。配属初日、「借りたら必ず死ぬ部屋」に関するクレームに対応することになった恵美子は、現場マンションへと向かう。そこには黒づくめの服に、黄色のジャケットを羽織った謎の男・犬頭光太郎(上川)がいた。
2025年1月17日(金)午後9時 ※初回10分拡大
上白石萌音が、将棋が得意な新米弁護士を演じるリーガルドラマ。「相棒」「科捜研の女」の戸田山雅司が完全オリジナル脚本を執筆し、ドラマ「転職の魔王様」や映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」の堀江貴大監督が演出を手掛ける。
歩田法律事務所・所長の歩田虎太郎(高杉真宙)は、ある日、裁判所で不審な女性・天童竜美(上白石)と出会う。竜美が虎太郎に渡してきた封筒の中には、判決の結果予測が書かれていたが、その内容は見事に的中していた。弁護士経験はないものの、先を読む彼女の力を買った虎太郎とパラリーガルの乾利江(小林聡美)は、竜美を弁護士として試験的に採用。元々将棋をやっていたという竜美は、事件を将棋の定跡になぞらえて解決に導いていく。
2025年1月18日(土)午後10時
川口春奈、松村北斗、長濱ねる、じろう(シソンヌ)、戸塚純貴、香音、東野絢香、橋本マナミ、SUMIRE、瀬戸朝香、横田真悠、中田クルミ、稲垣来泉、八木亜希子、光石研、板谷由夏、田中圭
川口春奈演じる「現実主義」の弁護士と、松村北斗扮する「理想主義」の新人弁護士がタッグを組む完全オリジナルのリーガルラブストーリー。映画「言えない秘密」「身代わり忠臣蔵」の河合勇人監督が演出を手掛ける。
恋愛トラブルの案件を多く扱う弁護士の小山瀬奈 (川口)は、過去のトラウマと男女トラブルばかりを目にする日々から、「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と思っている現実主義者だ。そんな彼女の前に、愛や真心を信じる理想主義者の新人弁護士・真戸原優(松村)が現れる。正反対の2人はバディを組むことになり、様々な恋愛トラブルの裁判を通してお互いを理解した2人は、次第に近づいていく。
2025年1月19日(日)午後9時
松坂桃李が、 エリート文科省官僚から高校教師になった“先生”を演じる学園ドラマ。松坂の主演映画「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した詩森ろばが、オリジナル脚本を手掛ける。
東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(松坂)は、教育改革とは名ばかりで、子どもたちが未来を夢見る教育現場までも大人の権力争いの道具に成り下がっていることに気付く。そんななか、新設された官僚派遣制度で、御上は私立高校への出向を命じられる。それは実質、左遷人事だったが、御上は「制度を作っている側にいても何も変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい」と自ら教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
2025年1月24日(金)午後10時
広瀬すず、松山ケンイチ、森崎ウィン、瀧内公美、絃瀬聡一、野村康太、清乃あさ姫、斉藤優(パラシュート部隊)、酒井敏也、酒向芳、藤本隆宏、西田尚美、仙道敦子、原日出子、リリー・フランキー、磯村勇斗
広瀬すずが主演を務める本格サスペンス。「Kiss」で連載中の浅見理都氏の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された主人公が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るさまを描く。脚本は、ドラマ「半沢直樹」やNetflixシリーズ「サンクチュアリ 聖域」などを手掛けた金沢知樹が担当する。
大学生の山下心麦(広瀬)は、早くに母を亡くして以来、元警察官の父・春生(リリー・フランキー)と2人きりで慎ましく暮らしてきた。しかし、春生が何者かに殺害され、容疑者として春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤力郎(酒向芳)の息子が逮捕される。小麦は父親とよく訪れたラーメン店で、店主の染田(酒井敏也)から春生が最後に遺した手紙を受け取る。そこには、犯人に関する予想だにしないある言葉が書かれていた。
2025年1月25日(土)午後9時
赤楚衛二主演で、遺産相続を題材にした同名ミステリー漫画を実写ドラマ化。原作を手掛けた脚本家の西荻弓絵(「SPEC」シリーズ)が自ら脚本を執筆し、漫画では気になる形で終わっていた主人公たちの物語をドラマオリジナルで紡ぐ。
元弁護士でワケありの経歴を持つ灰江七生(赤楚)は、遺産相続専門の探偵だ。クセは強いが頭は切れる灰江は、医学部休学中のアシスタント・三富令子(桜田ひより)と、元科捜研のスーパーエース・朝永秀樹(矢本悠馬)とともに難解な相続ミステリーに挑んでいく。
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