「スター・ウォーズ」ドラマ「キャシアン・アンドー」の制作費が本家越え
2024年12月27日 23:00

ディズニープラスが野心的に展開する「スター・ウォーズ」ドラマシリーズの最新作「キャシアン・アンドー」が、驚異的な制作規模で注目を集めている。米フォーブスの報道によると、2シーズン合計で6億4500万ドル(約967億円)という空前の制作費が投じられたという。
特筆すべきは、シーズン2の制作費だけでも2億9090万ドル(約436億円)に達し、シリーズの集大成として2019年に公開された映画「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の制作費2億7500万ドル(約412億円)をも上回る規模となったことだ。
この巨額投資の背景には、2023年のハリウッドを揺るがした脚本家組合(WGA)と俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが影響している。
企画・製作総指揮のトニー・ギルロイが2023年5月に執筆業務を停止し、撮影も一時中断を余儀なくされたが、2024年1月に再開。2月には予定通りの撮影完了にこぎつけた。なお、イギリスでのロケーション撮影により、1億2900万ドル(約193億円)の税額控除も適用されている。
本作は、大ヒット作「ローグ・ワン」の前日譚として、帝国軍の圧政下で反乱軍のヒーローへと成長していくキャシアン・アンドーの知られざる物語を描く。ギルロイによれば、シーズン2の最終回は「ローグ・ワン」の冒頭からわずか3、4日前の出来事まで描かれ、両作品が緊密につながる構成となっている。
全12話で展開されるシーズン2は、2025年4月22日より世界同時配信開始となる。映画をも凌駕する制作費と、丹念な物語作りが織りなす新たな「スター・ウォーズ」の世界に、早くも期待が高まっている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)