最も売れたゲーム「マインクラフト」ジェイソン・モモアら共演で実写映画化! 2025年公開、初映像披露
2024年9月4日 22:30

世界で一番売れているゲーム「マインクラフト」を初実写映画化した「A MINECRAFT MOVIE(原題)」が、「マインクラフト ザ・ムービー」の邦題で、2025年に公開されることが決定。あわせて、初映像とビジュアルが披露された。
2009年に誕生し、11年に正式発売されて以来、瞬く間に世界を席巻――大人から子どもまで絶大なる人気を誇るゲーム「マインクラフト」(通称:マイクラ)。その内容は、ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめるというもの。様々なプラットフォームで展開され、14年には「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定。23年には、世界売上本数が3億本を突破している。
世界一有名なゲームといっても過言ではない「マインクラフト」の一番の特徴であり、最大の魅力は、とにかく自由なところ。創りたいものがほぼ無限に創れ、想像することがすべて実現できるクリエイティブで自由があふれる世界――それが「マインクラフト」だ。他のゲームのようにストーリーに沿って指定の課題をクリアする、手順に沿って生き物やペットを育てるなどの決まり事はない。さらに遊び方に制限や「正しい・間違っている」などの規定もない。やるべきことが決まってない“マイクラ”の世界では、一人ひとりが思い通り好きに遊べ、自分がやりたいことを見つけて楽しめ、自分なりに遊び方を探求して想像し、壮大なアドベンチャーを楽しむのだ。
「マインクラフト」には“サバイバルモード”と“クリエイティブモード”がある。サバイバルモードは「生き残ること」に特化したモード。敵から身を守りつつ、食料を手に入れ、武器を作り、生き残りを目指す。一方、クリエイティブモードはブロックやアイテムが無限に使い放題なので、大きな建造物を作ったり、冒険して宝を見つけたり、秘密の神殿や城などを発見したりと、広い世界を自由に楽しめる。どちらのモードでも、クラフト機能でアイテムやブロックを調合・加工して武器や防具などの新たなアイテムやブロックも作成できる。
無限に想像ができ“何でもアリ”のマイクラの世界を映画化するとしたら……いったいどのような設定になるのか、どんなキャラクターが登場するのか、どんな物語になるのか、その可能性は無限大だった。映画化の内容については、これまですべてがベールに包まれ、どのような映画になるのか一切明かされてこなかった。
映像では、謎のポータルからマインクラフトの世界に突然来てしまった何者かわからない4人の姿が映る。ピンクのジャケットを着たロン毛男ギャレットを演じるのは、「アクアマン」シリーズ、「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」のジェイソン・モモア。アクション全開の作品イメージが強いが、今回は一体どんな人物を演じるのか? そして彼との関係性が明かされない3人の登場人物たちを演じるのは「ウェンズデー」で一躍注目されたエマ・マイヤーズ、「カラーパープル」のダニエル・ブルックス、「黒い司法 0%からの奇跡」のセバスチャン・ユージン・ハンセン。彼らの目の前に広がるのは、まるでブロックで創られたかのような木々、湖、山々、などの大自然――まさに“マイクラ”の代名詞ともいえる世界だ。
しかし、一体ここはどこなのか? 彼らが目にした羊は…ピンク!? 気球に乗って襲ってくるブタの大軍、作業台の上でモノを完成させるギャレット、「ここは何でも自分で創れる世界だ」の声と共に、男の子が手にするブロック。マイクラを象徴するモンスターとして世界中で知られ親しまれているクリーパーの姿も。クラフト要素とアクション要素の両方の展開もあるようだ。
火の中から水色シャツを着たヒゲもじゃの男が出現。「あなたは誰?」――「俺こそが」「スティーブ」。ぽかんとする4人。「あっそう」「私この人 無理だ」と一斉に“違う”という反応。スティーブは4人チームの仲間になっていくのだろうか? スティーブを演じるのは、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」でクッパの声を演じたジャック・ブラック。“マイクラ”の世界でスティーブは、水色のシャツを着たプレイヤーの初期デフォルトスキンとして知られている。本映像でもスティーブが来ているのは水色だ。
彼らはなぜマイクラの世界に来てしまったのか? そしてこれから一体どんな物語が繰り広げられるのか? ストーリーは全く明かされないながらも、1つ1つのシーンに“ファンには気になる要素”がちりばめられている。
「マインクラフト ザ・ムービー」の監督は、「ナポレオン・ダイナマイト」「ナチョ・リブレ 覆面の神様」のジャレッド・ヘスが担当。2025年に全国公開。
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