「X-MEN」作品人気投票の結果発表 デッドプール&ウルヴァリンが熱戦を展開!
2024年8月17日 13:00
2大ヒーローが共演するマーベル・スタジオ最新作「デッドプール&ウルヴァリン」が7月24日に公開され、世界累計興行収入が10億ドルを突破するなど、快進撃を続けています。本作の公開を記念して、映画.comのX(旧Twitrer)アカウント(@eigacom)では、「#XMEN勝手にトーナメント」と題した、ファンに最も支持される「X-MEN」作品を決めるトーナメント形式の投票企画を実施。この記事では、各熱戦の模様と最終結果をご紹介します。名作揃いで、映画ファンの皆様も投票に悩んだ模様……果たして、1位に選ばれた作品は?
※対象作品:「X-メン」(2000)から「ニュー・ミュータント」(20)までの13作品。トーナメント期間(7月22日~8月5日)の総投票数は、5411票。人気作が多く、読者の皆様から熱量の高いコメントが寄せられました。
1回戦は、全ての始まりである旧三部作第1弾「X-メン」(206票)が、続編「X-MEN2」(129票)に勝利。さらに、型破りで無責任なヒーローを主役に据えた「デッドプール」(326票)が、特殊能力をうまくコントロールできない若きミュータントたちを描くスピンオフ「ニュー・ミュータント」(35票)に大きな差をつけ、勝利をおさめました。
そのほか、前日譚を描いた新シリーズ第3作「X-MEN:アポカリプス」(269票)VS.新シリーズ第4作「X-MEN:ダーク・フェニックス」(75票)、新シリーズ第2作「X-MEN:フューチャー&パスト」(345票)VS.人気キャラクターを主役に据えたシリーズ第2作「ウルヴァリン:SAMURAI」(89票)、同シリーズ第1作「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(197票)VS.旧三部作第3弾「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」(137票)といった戦いが繰り広げられました。
2回戦は、「ウルヴァリン」シリーズ第3作「LOGAN ローガン」(283票)と「デッドプール」(265票)が、一時は得票率が「50:50」で拮抗する熱戦を展開。読者からは「ローガンもデッドプールも両方推したいのが本音 絶対にどちらかにしなくてはいけないのなら難しいところですがローガンと答えます」など、甲乙つけがたいという声が上がっていました。
そのほか、新シリーズ第1作「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(289票)VS.「X-メン」(187票)、「X-MEN:フューチャー&パスト」(395票)VS.「X-MEN:アポカリプス」(100票)、「デッドプール2」(359票)VS.「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(154票)という結果になりました。
そして準決勝は、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(242票)VS.「X-MEN:フューチャー&パスト」(186票)、「LOGAN ローガン」(268票)VS.「デッドプール2」(263票)という結果に。特に後者は5票差という、本トーナメント最大の超接戦となりました。「LOGAN ローガン」が「デッドプール」シリーズ2作品を僅差で上回り、決勝へと駒を進めました。最新作でも活躍するウルヴァリンとデッドプールが、良い戦いを見せてくれました!
迎えた決勝戦もやはり接戦となり、「LOGAN ローガン」が314票、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」が298票を集め、「LOGAN ローガン」が優勝作品に決定しました。
決勝戦の投票期間中には、「この2択は難しすぎる」「究極の二択ですき」「究極の選択で凄く悩んだけど、『ファースト・ジェネレーション』に一票! 全てはここから始まったという原点であり、チャールズとエリックがプロフェッサーX、マグニートーとして袂を分かつラストにもグッと来ます」「やっぱこの二作品が双璧よな。X-MENシリーズだけでなくマーベル史上においても歴史的傑作」など、アツいコメントが続々。両作品を「頑張れ!」と応援するコメントも、多数寄せられました。
結果と投票数は、以下の通りです。投票に参加してくださった皆様、ありがとうございました!
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ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。