【7月放送開始・夏の地上波ドラマ】映画.comが注目する10本/出演者・あらすじ・放送開始日など
2024年6月28日 19:00
早くも夏本番の暑さが続いていますが、地上波では間もなく夏ドラマがスタート! 今シーズンは話題の脚本家が手掛けるオリジナルドラマをはじめ、人気医療ドラマの続編、大ヒット韓国ドラマのリメイクなど、気になる作品が目白押し!
本記事では、映画.com編集部のドラマ好きが特に注目する民放ドラマ10本をピックアップ。来週から放送が始まる作品もありますので、お見逃しなく。
・「新宿野戦病院」(小池栄子、仲野太賀)
・「ギークス 警察署の変人たち」(松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン)
・「ビリオン×スクール」(山田涼介、木南晴夏)
・「ブラックペアン シーズン2」(二宮和也、竹内涼真、葵わかな)
・「降り積もれ孤独な死よ」(成田凌、吉川愛、小日向文世)
・「西園寺さんは家事をしない」(松本若菜、松村北斗)
・「錦糸町パラダイス 渋谷から一本」(賀来賢人、柄本時生、落合モトキ、岡田将生)
・「GO HOME 警視庁身元不明人相談室」(小芝風花、大島優子)
・「スカイキャッスル」(松下奈緒、木村文乃、高橋メアリージュン、比嘉愛未、小雪)
7月1日(月)午後9時 ※初回30分拡大
目黒蓮が主演する月9ドラマ。「silent」(22年10月期/フジテレビ系)のチームが再集結し、脚本を生方美久、演出を風間太樹、プロデュースを村瀬健が担当。“親子の愛”をテーマに、完全オリジナルストーリーを紡ぐ。
都内の印刷会社で働く28歳の月岡夏(目黒蓮)は、大学時代、同級生の南雲水季(古川琴音)と付き合っていたが、一方的に別れを切り出される。それから7年が経ち、夏は現在の恋人・百瀬弥生(有村架純)と新しい人生を歩んでいた。そんなある日、水季が亡くなったという知らせが入る。葬式に向かった夏は、そこで海(泉谷星奈)という幼い女の子と出会う。そして、水季の母親・朱音(大竹しのぶ)から、自分が海の父親だと聞かされる。
7月3日(水)午後10時 ※初回15分拡大
宮藤官九郎が完全オリジナル脚本を手掛け、小池栄子と仲野太賀が主演を務める救急医療エンタテイメント。新宿・歌舞伎町を舞台に、ワケありな登場人物たちが交錯する社会の構図をユーモアも交えて描く。
歌歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」には、美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)をはじめ、個性豊かな医師たちが働いていた。ある日、海外医師免許があり、元アメリカ軍医として働いていたという謎の女性、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が現れる。彼女は、日本での医師免許がないため医療行為をすることができなかった。そんな時、銃で撃たれ出血している中東系の男性を処置してほしいと連絡が入る。
7月4日(木)午後10時 ※初回15分拡大
松岡茉優が主演し、田中みな実と滝沢カレンが共演するオリジナルドラマ。ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人が、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決するさまを描く。
鑑識官の西条唯(松岡茉優)、産業医の吉良ます美(田中みな実)、交通課員・基山伊織(滝沢カレン)は、毎週金曜日に居酒屋に集まり、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課だった。そこに、刑事たちが頭を悩ませているというある事件が持ち込まれる。ちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識を元に捜査の違和感や矛盾点を指摘すると、やがて意外な事実が発覚する。
7月5日(金)午後9時 ※初回15分拡大
山田涼介が主演する学園コメディ。日本一の財閥系企業のトップで“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿をオリジナルストーリーで描く。
私立絵都学園で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組に新しい担任がやってくる。通称“ゼロ組”と呼ばれ、バカにされてきた底辺クラスに赴任してきたのは、容姿端麗だが、どこかクセのある教師・加賀美零(山田涼介)。学校の常識が全く通用しない、資産も行動力も“ケタ外れ”な彼の正体は、日本を代表する財閥系グループを継いだ億万長者のCEOだった。
7月7日(日)午後9時
二宮和也、竹内涼真、葵わかな、キム・ムジュン、内村遥、今野浩喜、森田甘路、ヤマダユウスケ、松川尚瑠輝、水谷果穂、田中みな実、石坂浩二、神野三鈴、橋本さとし、段田安則、小泉孝太郎、内野聖陽
二宮和也が主演した医療ドラマの6年ぶりの続編。二宮はシーズン1とは異なるキャラクターを演じ、竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎、内野聖陽ら前作のキャストが続投する。演出は、「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」シリーズの西浦正記。
シーズン1から6年後。東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)は、佐伯からオーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦(二宮和也)という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。世界的天才外科医の天城は、人や金をもてあそぶことからディアブル(悪魔)と呼ばれ、その外見は6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つだった。
7月7日(日)午後10時30分
成田凌主演で、講談社「マガジンポケット」で連載中の同名サスペンス漫画をオリジナル要素も交えてドラマ化。過去と現在が交錯しながら、2つの事件の真相が紐解かれていく。
13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件。その現場には、謎のマークが残されていた。7年後、都内で1人の少女が失踪し、灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び姿を現す。刑事件の解明に乗り出した事・冴木仁(成田凌)の前に、消息不明の被疑者・灰川十三(小日向文世)を父と慕う謎の女性・蓮水花音(吉川愛)が現れる。
7月9日(火)午後10時
松本若菜がゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を果たし、松村北斗(「SixTONES」)が共演するラブコメディ。原作は、「ホタルノヒカリ」で知られるひうらさとる氏の同名コミック。
38歳の独身・西園寺一妃(松本若菜)は、仕事は好きだが家事が大嫌い。一軒家を購入した彼女は、創意工夫を凝らした“家事ゼロの暮らし”を実現させ、充実した日々を送っていた。そんなある日、職場にアメリカ帰りのエンジニア・楠見俊直(松村北斗)が転職してくる。全く馬が合わない2人だったが、あることがきっかけで楠見が4歳の娘を育てるシングルファーザーだという秘密を知る。
7月12日(金)深夜24時12分
俳優の柄本時生が、今井隆文とともに初プロデュースした群像劇。プライベートでも親交がある賀来賢人、柄本時生、落合モトキ、岡田将生がメインキャストを務める。オリジナル脚本となり、錦糸町を舞台に総勢50人以上の人生模様を描く。
錦糸町にあるハウスクリーニング店「整理整頓」の社員は、社長の大助(賀来賢人)、車椅子の裕ちゃん(柄本時生)、そして後輩の一平(落合モトキ)。幼馴染でもある3人が掃除するのは、事情を抱えた場所ばかり。一方、ルポライターの蒼(岡田将生)は、錦糸町で起きた過去の未解決事件や不祥事の告発を密かに行っていた。
7月13日(土)午後9時
全国に2万体も存在するといわれる“名もなき遺体”の身元を特定し、家族や恋人の元に帰すことが役目の「警視庁身元不明人相談室」。地味で誰も行きたがらないその部署に、自ら志願して配属された変わり者・三田桜(小芝風花)と、10歳上の同期・月本真。性格も趣味も正反対の2人はいがみ合ってばかりだが、一人でも多くの身元不明者を家族や恋人の元に帰すために、遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解いていく。
7月25日(土)午後9時 ※初回拡大スペシャル
大ヒット韓国ドラマ「SKYキャッスル 上流階級の妻たち」の日本版リメイク。高級住宅街「スカイキャッスル」を舞台に、野心と秘密を抱えた美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトル・サスペンスが展開する。
スカイキャッスルで暮らすセレブ妻の浅見紗英(松下奈緒)、二階堂杏子(比嘉愛未)、夏目美咲(高橋メアリージュン)は、エリート医師である夫たちの出世に加え、同学年の子を持つ母親として受験でも対抗心を燃やしていた。あらゆる手を尽くして生徒を合格へ導いてくれる“受験コーディネーター”の存在を知る。そんな中、優秀な夫と息子をもつ南沢泉(木村文乃)が、新たな住民として引っ越してくる。
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2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。
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