トウモロコシの神が舞い降り教祖になった少年、子どもたちを率いて町の大人を惨殺 スティーブン・キング原作「チルドレン・オブ・ザ・コーン<4K>」8月14日公開
2024年6月28日 17:00

現代ホラー小説の帝王、スティーブン・キングの短編小説の「トウモロコシ畑の子供たち」を原作とした人気ホラーシリーズを映画化した「チルドレン・オブ・ザ・コーン」(1984)が、4K版で「チルドレン・オブ・ザ・コーン<4K>」として、8月16日から日本初公開される。
「チルドレン・オブ・ザ・コーン」は、これまでに約10作品もの関連作が作られ、「ヘルレイザー」や「ハロウィン」に並ぶキングの最長のホラーシリーズのひとつ。本作は、記念すべき第1作であるが長年日本未公開であった。
物語の舞台はネブラスカ州の小さな田舎町。ある日、一人の少年に突如トウモロコシの神が舞い降り、彼は教祖となった。そして、町の子どもたちが一斉に<大人狩り>を始める……という80年代ホラーの魅力たっぷりのショッキング・カルト・ホラー。
本作の恐ろしさは、子どもたちが歯止めのきかない、狂信的なカルト集団を結成すること。トウモロコシ畑の中心で鎌を振り上げ、みなで高らかに殺人決行を宣言、白昼堂々<大人狩り><親殺し>を行い、恐怖のカルト集団マンソン・ファミリーに属した少年少女たちの絶望的な洗脳を彷彿とさせる。坊ちゃん刈りに黒スーツ姿の子ども教祖アイザックは、一度見たら忘れられない強烈なホラー・アイコンとして全米で人気を誇る。

子どもカルト軍団が支配する町に迷いこむ青年医師バートを演じるのは、テレビドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」でディレクター、プロデューサーも務めたピーター・ホートン。バートの恋人ビッキー役には、「ターミネーター」(1984)で大ブレイク直前の初々しいリンダ・ハミルトン。トウモロコシの邪神を崇め、街の子どもたちを洗脳した恐ろしい子ども教祖、アイザック役には「アダムス・ファミリー」(1991)「アダムス・ファミリー2」(1993)で、長髪で姿形が見えないカズン・イット役を演じたジョン・フランクリン。アイザックはフランクリンのあたり役となり、シリーズ6作目の「ザ・チャイルド」(99)にも同役で出演している。
また、数々の映画予告や「トゥー・ムーン」(88)や「シティ・オブ・ドッグス」(2006)はじめ映画スコアを手がける名作曲家/音楽プロデューサー、ジョナサン・エリアスの音楽が、子どもたちの不穏な合唱とともに、映画をますます禍々しく盛り上げる。
8月16日からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開。
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