ディズニープラス、韓国ドラマの2024年新作ラインナップまとめ 名優ソン・ガンホのドラマ初出演作も!
2024年3月15日 15:00
ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス「ディズニープラス」は、コンテンツブランド「スター」にて、2024年に独占配信を予定している韓国ドラマのラインナップを発表した。
ディズニープラスの韓国ドラマとしては、“23年最高の韓国ドラマ”として社会現象を巻き起こし、アジアコンテンツ&グローバルOTTアワードで6部門受賞した「ムービング」をはじめ、次々と話題作を配信している。今後も、チュ・ジフン&ハン・ヒョジュ共演のSFサスペンス「支配種」、韓国を代表する名優ソン・ガンホがドラマ初出演を果たす「サムシクおじさん」、「ムービング」のクリエイターであるKang Fullによる最新作「ライトショップ(原題)」など、充実したラインナップが揃っている。
元軍人が人口培養肉を提供する企業に潜入し、大統領テロ事件の真相に迫るSFサスペンス。韓国大統領を狙ったテロで、多数の死傷者が出てから数年後、元大尉のウ・チェウン(チュ・ジフン)は、犯人を追いつめるため独自の調査を続けていた。そんなある日、人工培養肉を世界に提供する国際的企業BF社がテロ以降、記録的な利益を上げていること、そしてそのCEOであるユン・ジャユ(ハン・ヒョジュ)がテロ事件の生存者であることが明らかに。チェウンは、ジャユにボディガードとして近付いて組織に潜入し、秘密を暴こうとする。
韓国で記録的大ヒットとなった、犯罪捜査をテーマにした伝説的ドラマ「捜査班長」の前日譚を描くクライムサスペンス。1958年を舞台に、ソウルに赴任してきた破天荒な若手刑事パク・ヨンハン(イ・ジェフン)が、個性溢れる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴くために奮闘する。監督は、「コンフィデンシャル 共助」「王宮の夜鬼」などのキム・ソンフン監督。
第92回アカデミー作品賞に輝いた「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)で主演を務め、「ベイビー・ブローカー」(是枝裕和監督)では、第75回カンヌ国際映画祭男優賞受賞に輝いた韓国を代表する名優、ソン・ガンホが、初のドラマ出演を果たす社会派ドラマ。ピョン・ヨハン(「ハンサン 龍の出現」)が共演する。
1960年代の韓国を舞台に、野心あふれる理想主義的な政治家キム・サン(ピョン・ヨハン)と、雇い主の目的を果たすためなら手段を厭わない、政治フィクサーの“サムシクおじさん”ことパク・ドゥチル(ソン・ガンホ)が出会う。ふたりは、戦後の苦境にあえぐ韓国を、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えることを目標に、不穏なパートナーシップを組む。
韓国とアメリカの諜報機関が進めていた極秘プロジェクトをめぐるアクションドラマ。人間の能力を飛躍的に向上させることを目的とした極秘プロジェクトに長年取り組んできた韓国政府の計画が、アメリカの諜報機関によって暴露される。同プロジェクトが秘密裏に進められたことに激怒したアメリカは、全サンプルの引き渡しとプロジェクトの即時停止を要求。しかし、極秘で行われていた引き渡しが何者かに襲撃されーー。人気俳優のキム・ソンホ(「貴公子」)が、韓国極秘プロジェクトのリーダーを演じる。監督・脚本は映画「The Witch 魔女」のパク・フンジョン。
現代のソウルで、自分たちのキャリアをかけ、広告主を恐れることなく、さまざまな物議を醸すニュースを報道してきた一流の調査報道チーム。しかし彼らは、ある際どい事件報道がきっかけで、失職の瀬戸際に立たされることになる。番組、そして自分たちの職を守る方法は、ただひとつ――忽然と姿を消した有名俳優をめぐる20年前の未解決事件を解決することだった。与えられたタイムリミットのなか、チームの戦いが幕を開ける。キム・ヘス(「シュルプ」)が調査報道番組のチーム長を演じる。
娘の友人の失踪をきっかけに、再び刑事の仕事に引き戻される男を描くスリリングな犯罪スリラー。ソウルの賑やかな江南(カンナム)地区で起こっている女性の連続行方不明事件を解決するため、男は再び刑事として、悪、ドラッグ、汚職が蔓延る世界へと足を踏み入れ、街を支配する富裕層・エリートたちを転覆させるかもしれない秘密を暴いていく。主演のチョ・ウジン(「キングメーカー 大統領を作った男」)が、敬遠されるエリート巡査を演じ、チ・チャンウク(「最悪の悪」)が、江南地区を担当する謎めいた執行官役を務める。
「ムービング」の原作者で脚本も担当したKang Fullが手がける同名ウェブトゥーンを映像化。見知らぬ者同士が過去のトラウマと向き合い、生と死、そして人間とは何なのかを追求しようと奮闘する姿を描く、ミステリアスな人間ドラマを紡ぐ。
それぞれの日常を送る人々は、なぜか薄汚れた路地の奥にある照明店に不思議と引き寄せられてしまう。用心深い店主に守られたその店は、訪れた人々の過去、現在、そして未来への鍵を握っているのかもしれないーー。「キングダム」のチュ・ジフンが、店主を演じる。「パラサイト 半地下の家族」で、高台の豪邸で暮らすパク一家の家政婦を演じたイ・ジョンウンも出演している。
「ムービング」のクリエイターであるKang Fullによる、幸せへの欲望を募らせた妻による不倫夫への復讐劇を描くリベンジサスペンス。長い間、富豪の夫に不倫され、気づかないふりを続けていた元プロゴルファーの主人公オ・ワンス(キム・ハヌル)が、ある日巻き込まれた銃撃戦で自分を救ってくれた男性ソ・ドユン(チョン・ジフン)と恋に落ちたことで、夫婦関係を見つめ直し、不倫夫への復讐を決意する。しかし、ドユンはボディガードとして、夫が後継者となる大手企業「ファイングループ」で働いていた。
Kang Fullによる人気ウェブトゥーン漫画を実写ドラマ化。超能力を隠して現代を生きる子どもたちと、過去の秘密を抱える親たちが、時代や世代の垣根を越えて、迫りくる悪と危険に立ち向かうアクション超大作。リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソンら、韓国を代表するスター俳優が豪華共演を果たした。
大学に入学したばかりの主人公チョン・ジアン(キム・ヘジュン)は、警察から叔父ジンマン(イ・ドンウク)が自殺したという知らせを受ける。両親が亡くなってから、ジアンにとって親のような存在だった叔父は、静かで謎めいていたが、自殺を図るような人物ではなかった。
葬儀後、突然叔父の携帯に、高額振込の連絡が入る。不審に思ったジアンは、叔父が新しく立ち上げたというウェブサイトにアクセス。そのサイトは、表向きは普通のオンラインショップだが、幼なじみ・ジョンミン(パク・チビン)の力を借りてソースコードを辿るなかで、違法サイト「マーダーヘルプ」を発見する。そこでは、大量の武器が売られていた。
世間知らずな財閥御曹司が、凶悪犯罪捜査1課の刑事になり、財閥家の“金”と“コネ”で犯罪者を追いつめるアクションコメディ。高級時計や高級スーツを身につける主人公のチン・イス(アン・ボヒョン)は、遊び人の財閥御曹司。誤認逮捕がきっかけとなり、コネ入社で江夏警察署の凶悪犯罪捜査1課刑事となる。イスは、同じ捜査1課のチーム長であり、情熱的で責任感の強いベテラン刑事のイ・ガンヒョン(パク・ジヒョン)と捜査のパートナーに。金も権力も通用しない世界で、犯人逮捕に命をかけるガンヒョンと対立しながらも、イスは莫大な財力と人脈で犯罪者をねじ伏せる解決方法を探し、チームの助けになっていく。
ある思惑から同盟を結んだ韓国財閥オーナーの隠し子と野心家の幼なじみが、非情な権力争いを繰り広げ、社会の頂点を目指す復讐劇。冷酷な継父から長年虐待を受け続けたハン・テオ(イ・ジェウク)は、鋭い頭脳と冷徹な理性で、継父を刑務所に送り込み、新たな人生を歩む。一方、大財閥カンオグループの会長の婚外子であるカン・イナ(イ・ジュニョン)は、捨てられた恨みを持ち、自分の存在を認めさせるため、幼い頃から会社の乗っ取り計画を企てていた。そんなふたりが、それぞれの目的を果たすため、手を組む。
6年ぶりのドラマ復帰を果たすキム・ナムジュが主演し、チャウヌ(「ASTRO」)が新境地に挑むヒューマンサスペンス。幼い息子を殺され、失意のどん底に突き落とされた心理学教授で、有名作家でもあるウン・スヒョン(キム・ナムジュ)は、法をかいくぐり野放しになっていた殺人犯を、自らの手で葬り復讐を果たした。服役した彼女は、出所後も心の傷が癒えぬままーー。ある日、過去に傷を負った謎の青年クォン・ソンニュル(チャウヌ)と偶然出会い、痛みを分かち合い、癒しを得る。しかし、互いの秘密を知ったとき、ふたりの運命が狂い始める。
フォトギャラリー
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。