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【第47回日本アカデミー賞】安藤サクラが「怪物」で3度目の最優秀主演女優賞!

2024年3月8日 22:37

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最優秀主演女優賞に輝いた安藤サクラ
最優秀主演女優賞に輝いた安藤サクラ
(C)日本アカデミー賞協会

第47回日本アカデミー賞の授賞式が3月8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「怪物」で安藤サクラが最優秀主演女優賞に輝いた。「ゴジラ-1.0」で最優秀助演女優賞も獲得し、2冠という快挙となった。

これまで安藤は、「百円の恋」(2014/武正晴監督)、「万引き家族」(2018/是枝裕和監督)で最優秀女優賞を受賞しており、今回は3度目。また、昨年は「ある男」(2022/石川慶監督)で最優秀助演女優賞を受賞しており、2年連続の戴冠だ。

怪物」では、一人息子の湊を愛するシングルマザー・麦野早織を演じた。優秀主演女優賞発表時のトークで、主役の少年ふたりをどう見せるか、心を砕いて演じたという安藤。「いつも是枝監督は、(役者、スタッフの)年齢も部署も問わず、みんなの意見を取り入れて撮影なさるんです。だから私たちはその場所に安心感を抱きながら撮影できる」とチームで作品を作り上げることを強調し、「本来ならよっしゃ! って言えたらどんなにかっこいいだろうって思うんです。でもなかなかそれができないんです。でも、お芝居もそうですが、やってみたらみんなでその気持ちになれる、そういうことがあるの思うので……よっしゃ! やった! これでゴジラの牙をまた1本抜いたけど、なんか複雑! ありがとうございます!」と、謙虚に語りながらも、喜びを露わにした。

画像2(C)日本アカデミー賞協会

息子を愛するがゆえに、不審なけがを負った我が子を預かる学校や教師に対して怒りをぶつける母親という役柄。「以前、是枝監督とご一緒した時とは違って、坂元(裕二)さんの脚本があったので、 それをもとに監督と具体的にどう演じていけばいいのか、という話は以前よりもたくさんさせていただいたように思う」と振り返る。

シリアスなシーンが続く作品だが、現場で笑ってしまうような場面もあったそう。「意外だと思われるかもしれませんが、(撮影)初日は校長室で先生方と対峙するシーンでした。そこでの先生方の行動が、坂元さんがト書きで描かれるシーンがすごく面白くて、涙を流してお腹を抱えて何度もテストをしていました。そういうリラックスした環境を是枝監督は作ってくださるので、本番以外は笑顔の絶えない現場なんです」と明かした。

また、息子の湊を演じた黒川想矢に「ずっと優しくて、今も本当に優しくて、本当に大好きです」、共演の柊木陽太からは「想矢君も言ったように優しく、フレンドリーな方ですごく優しいです。僕も大好きです」と少年ふたりからも絶大な信頼と愛を寄せられていた。

なお、優秀主演女優賞は、綾瀬はるか(「リボルバー・リリー」)、杉咲花(「市子」)、浜辺美波(「ゴジラ-1.0」)、吉永小百合(「こんにちは、母さん」)が受賞した。

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