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高級娼館で働いた実体験小説を映画化、そこで見たものは…「ラ・メゾン 小説家と娼婦」本編動画&鈴木涼美、二村ヒトシらコメント公開

2023年12月15日 18:00

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高級娼館に潜入
高級娼館に潜入
(C)RADAR FILMS - REZO PRODUCTIONS - UMEDIA - CARL HIRSCHMANN - STELLA MARIS PICTURES

身分を隠して高級娼館に潜入した作家エマ・ベッケルの2年間を描き、2019年、フランスで発表されると同時に賛否両論を巻き起こした同名小説を映画化した「ラ・メゾン 小説家と娼婦」。新ポスター、主演アナ・ジラルドからのコメント付き本編動画、鈴木涼美、二村ヒトシら著名人からコメントが公開された。

実際に娼館で働いた体験を小説にするという大胆すぎる取材方法にフェミニストたちから激しく批判も浴びたエマ・ベッケルによる小説「La Maison」。同時にアンダーグラウンドで生きる女性たちのリアルな姿が大きな共感を呼び、世界16カ国で大ベストセラーになった。主演は、セドリック・クラピッシュ監督「パリのどこかで、あなたと」(19)などで知られるアナ・ジラルド。監督には原作者からの強い希望で「ワンダーボーイ」(19)で熱い注目を浴び、女優としても活躍するアニッサ・ボンヌフォン

フランスからベルリンに移り住んだ27才の小説家エマ(アナ・ジラルド)は、作家としての好奇心と野心から、娼婦たちの裏側に惹かれてゆく。そして、大胆にも彼女たちの実情を理解するために、有名な高級娼館“ラ・メゾン”に娼婦として潜入する。危険と隣り合わせの女性たちの日常、そして孤独や恋愛の尽きない悩み…。そこでの日々は、エマにとって新たな発見に溢れていた。そして2週間のつもりが、いつしか2年もの月日が流れてゆく。果たして、エマがその先に見るものとは――。

本編映像は、娼婦として働く姉をどうしても受け入れられない妹が「姉が身体を売ったお金で暮らしたくない」「姉が娼婦の仕事を誇らしく語るなんて嫌なの」と訴える。しかしエマは「それは悪いこと?」「男が私に従う感覚が好きだし、お金があると安心できる」「決めつけないで」とアナは自己決定の自由を主張するというシーン。冒頭コメントでは、本作を通して「偏見や批判的な視線が少しでも変わり、新しい女性のビジョンを持ち帰ってくれたら嬉しいです」とエマを演じたジラルドが本作のテーマを語っている。

ラ・メゾン 小説家と娼婦」は12月29日から公開。

▼コメント全文(敬称略・50音順)
岩井志麻子(作家)
小説家は、小説を書くために危ない体験をしてみるのではない。危ない体験をしたいから、小説を書く人でいなきゃならないのだ。私にはわかる。
■児玉美月 (映画文筆家)
この映画のような娼館を舞台にしたエロティックな作品はこれまでも幾度となく観てきたかもしれないが、「ラ・メゾン」がそれらと決定的に異なるのは女性の作家と女性の監督が幸福な化学反応を起こしているところにある。 厄介で複雑極まる女たちは、規定された二項対立の檻から華やかに脱獄してゆく。
鈴木涼美 (作家)
人が娼婦になる時の引力は、論理や理性、友情、恋人、愛さえも凌駕するほど強靭だと思う。女たちの肉体を前に本を書きたいという彼女の欲望がどこか空虚に聞こえるこの作品は、そういう意味でとても誠実な映画だと思った。それにしても、金銭で何かを埋め合わせる男女の関係は場所や時代を超えてとても似ているものだ。
戸田真琴 (文筆家・映画監督・元AV女優)
娼婦は汚れない。汚されていない。娼婦は汚れているのだと感じる側が、本当は自らの魂を自分で汚している。全ては買う側、見る側にかかっている。
■二村ヒトシ (アダルトビデオ監督)
風俗店にお客として行ったことあるすべての人と、風俗店で働いたことがあるすべての人に観てもらいたい。どんなふうに思ったか、感想が聴きたい。 でも、いちばん観てもらいたいのは、風俗店で働いた経験はないけど、ときどき自分のセックスや恋愛や女性性について真剣に考えてしまう普通の女性たちです。

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