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「A24の知られざる映画たち」開催 ケリー・ライカートの新作、ティルダ・スウィントン主演作など日本初公開の11作品をラインナップ

2023年10月20日 16:00

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12月22日より全国4都市で開催!
12月22日より全国4都市で開催!

A24スタジオの日本初公開となる11作品をラインナップした特集上映「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」の開催が決定。12月22日より全国4都市にて行われる。あわせて、メインビジュアルと特報映像(https://youtu.be/BVGWLPKnN-Y)も公開された。

米国ニューヨークを拠点に「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」「ミナリ」「ムーンライト」「ユーフォリア EUPHORIA」といった賞レースを牽引する作品を多数生み出してきた気鋭のスタジオA24。今回上映されるのは、ヒューマンドラマ、コメディ、ミステリー、ドキュメンタリーと幅広いジャンルの11作品となっている。

注目すべきは、ケリー・ライカート監督作「ショーイング・アップ」と、マーティン・スコセッシがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた「エターナル・ドーター」。“インディーズ映画の至宝”と称されるライカート監督作「ショーイング・アップ」は、主演ミシェル・ウィリアムズと4度目のタッグを組み、今年4月に全米公開されたばかりの話題作。芸術家の女性のままならない日常が、周囲の人々との関係と共に繊細に、時にユーモラスに描かれる。

エターナル・ドーター」は、2022年のベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されたイギリスの名匠ジョアンナ・ホッグ監督によるミステリアスなドラマ。オスカー俳優ティルダ・スウィントンが主演し、娘と母の一人二役を演じ分けている。

上映館は、ヒューマントラストシネマ有楽町(東京)、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)、シネ・リーブル梅田(大阪)、センチュリーシネマ(愛知)、アップリンク京都(京都)の計5館(10月20日現在)。

ラインナップの詳細は、以下の通り。

画像2(C)2022 CRAZED GLAZE, LLC. All Rights Reserved.
アメリカの“インディーズ映画の至宝”と称されるケリー・ライカートの新作。美術学校で教鞭を取る彫刻家のリジー(ウィリアムズ)は、間近に控えた個展に向けて地下のアトリエで日々、作品の制作に取り組んでいる。創作に集中したいのにままならないリジーの日常が、チャーミングな隣人や学校の自由な生徒たちとの関係と共に繊細に、時にユーモラスに描かれていく。昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミア上映されている。
画像3(C)ETERNAL DAUGHTER PRODUCTIONS LIMITED/ BRITISH BROADCASTING CORPORATION MMXXII
マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、昨年のベネチア国際映画祭コンペティション部門にも正式出品。監督を務めたのは「ザ・スーべニア 魅せられて」などの名匠ジョアンナ・ホッグ。映画監督のジュリー(ティルダ・スウィントン)は年老いた母ロザリンド(ティルダ・スウィントン)を連れて人里離れたホテルにやってくる。ジュリーは謎めいたこの場所で母についての映画を作ろうとするが、やがて母の隠された秘密が明らかになりー。オスカー女優のスウィントンが一人二役で母娘の絆とすれ違いを見事に演じ切ったミステリアスなゴシックドラマ。
画像4(C) 2023 CARDINAL RIVER LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ムーンライト」などのバリー・ジェンキンスがプロデューサーを務め、詩人であり写真家でもある女性監督レイブン・ジャクソンの長編デビューとなった作品。ミシシッピで暮らすある女性の生涯を美しい映像で描き切った感動的な大河ドラマ。本作のタイトルは、劇中で主人公が祖母から教わることになる、一家の女性たちに伝わる逸話に由来している。今年のサンダンス映画祭でワールドプレミアされて以降、サン・セバスチャン、ニューヨークと本年の映画祭シーンを席巻しつつある話題作が、本国に先駆け、いち早く日本での劇場上映を迎える。
画像5(C)2023 Earth Mama Rights LLC, Channel Four Television Corporation. All Rights Reserved.
シングルマザーで妊婦のジア(ティア・ノーモア)は、児童養護施設にいる子どもたちと一緒に暮らすため、写真スタジオで必死に働きながら更生プログラムに参加するが、あまりの現実の厳しさから、お腹の子を里子に出すべきか悩み始める。バレーボールの元オリンピック選手という異色の経歴を持つサバナ・リーフの長編デビュー作。今年のサンダンス映画祭でワールドプレミアされ好評を博した。主演のノーモアら気鋭の音楽アーティストが多数出演するほか、サンフランシスコのベイエリアを舞台に16ミリで撮影された詩情豊かな映像にも注目。
画像6(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
子役時代にノア・バームバック監督の名作「イカとクジラ」に出演したオーウェン・クラインが映画監督デビューを果たした本作は、16ミリの懐かしいタッチの映像で綴られるオフビートでひねくれた青春コメディ。高校生のロバート(ダニエル・ゾルガードリ)は、師と仰ぐ人物の突然の死をきっかけにカートゥーン作家になることを決意し、地下の薄汚いアパートで中年男性たちと奇妙な共同生活を始めるが……・。「グッド・タイム」などのジョシュア&ベニー・サフディ兄弟がプロデューサーを務め、昨年のカンヌ国際映画祭の監督週間で上映された風変わりで愛すべき傑作。
画像7(C) 2019 FP RIGHTS, LLC. All Rights Reserved.
ルーシー(イラナ・グレイザー)とエイドリアン(ジャスティン・セロー)の夫婦は、何年もの不妊治療の末に理想の医師・ヒンドル博士(ピアース・ブロスナン)と巡り合う。治療が始まると、ルーシーはすぐに妊娠に成功するが、彼女はお腹が大きくなるにつれ不穏な幻覚に悩まされるようになり、だんだん追い詰められていく。「007」シリーズのピアース・ブロスナンが高名ながらいかにも怪しげな不妊治療医を怪演。主演のイラナ・グレイザーが脚本、プロデュースも兼任した、大胆不敵で野心的な展開が見どころのマタニティ・ホラー
画像8Copyright (C) 2018 Low Tide Film, LLC All Rights Reserved
舞台はニュージャージーの海岸沿いにあるビーチタウン。高校生のアラン(キーアン・ジョンソン)と友人のレッド(アレックス・ニューステッター)、スミッティ(ダニエル・ゾルガードリ)は対岸の別荘に侵入し盗みを繰り返しながら、長い夏をやり過ごしていた。ある日、アランと弟のピーター(ジェイデン・リーバハー)は高価な金貨が入った袋を見つけるが、それを他の仲間には秘密にして…。「IT イット」シリーズのジェイデン・リーバハーほか注目の若手俳優が集結した本作は、犯罪に手を染め、そして追い詰められる少年たちが迎える結末に苦い後味が残る完成度の高い青春ドラマ。
●「スライス
画像9(C) 2018 Slice the Movie, LLC All Rights Reserved.
不気味な田舎町キングフィッシャーで、ピザの配達員たちが勤務中に殺されるという事件が発生。町中が不可解な謎に迫ろうと動き出す。果たして犯人は幽霊? ドラッグディーラー? それとも――。奇想天外なホラーコメディとなる本作には、チャンス・ザ・ラッパーの他、ドナルド・グローバー主演の人気シリーズ「アトランタ」にも出演するザジー・ビーツ、更には「ストレンジャー・シングス」のジョー・キーリーも登場するなど旬のキャストが集結。チャンスのMVを手がけてきたオースティン・ベセリー、快心の長編デビュー作。
画像10(C)2020 A24 DISTRIBUTION, LLC. All Rights Reserved
昨年「トップガン マーヴェリック」でのカムバックで映画ファンに感動を与えた名優キルマーは、2014年に冒された咽頭がんの闘病の末、機器の手を借りてようやく発話ができる状態になっていた。そんな彼が自らプロデュースしたドキュメンタリーにおいて、彼はこれまでの人生を振り返っていく。数々の代表作の未公開映像によりこれまでのキャリアが語られるほか、兄や彼自身が撮りためていた過去の映像により、映画とともにあったキルマーの少年時代が明らかになる。ナレーションを担当しているのは、息子で俳優のジャック・キルマー
画像11(C)A24 DISTRIBUTION LLC, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, NINE DAUGHTERS, SCREEN IRELAND 2022
アイルランドの風が吹きすさぶ漁村。義父の介護をしながら工場で働くアイリーン(エミリー・ワトソン)のもとに、海外へ出たまま7年間音沙汰のなかった息子ブライアン(ポール・メスカル)が突如戻ってくる。最愛の息子の帰還を喜ぶアイリーンだったが、ある日事件が起きる。愛する息子を守ろうと彼女がついた嘘が、一家と村の人々を引き裂いていく。昨年のカンヌ国際映画祭監督週間で上映された本作は、イギリスの名女優エミリー・ワトソンと「アフターサン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたポール・メスカルが親子を演じた意欲作。
画像12(C)2021 THE HUMANS RIGHTS LLC. All Rights Reserved.
ピュリッツァー賞に2度ノミネート経験のある劇作家スティーブン・カラムがトニー賞を受賞した自身の戯曲を映画化し監督デビューを果たした。ブレイク一家は感謝祭の夜、次女ブリジッド(ビーイー・フェルドスタイン)がパートナー(スティーブン・ユァン)と暮らすニューヨークの新居に集まってきた。一見仲が良さそうな彼らだったが、夜が更けるにつれ一家の会話は不穏さを増し、それに呼応するように古びた建物は不気味な物音を響かせ、そして次々に明かりが消えていくのだった。バニティ・フェアほか同年のベスト映画リストに数多く選出された必見の1本。

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