「Dogman」で注目のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、サスペンス映画に主演
2023年9月5日 23:00

リュック・ベッソン監督最新作「Dogman(原題)」で注目を集める実力派若手俳優ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが、女優としても活躍するギリシャ出身のアティナ・ラヒル・ツァンガリ監督(「アッテンバーグ」「ストロングマン」)がメガホンをとる新作映画「Harvest(原題)」に主演することが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
数々の文学賞に輝く英作家ジム・クレイスの同名小説を原作とする「Harvest(原題)」は、中世イギリスの森林地帯にたたずむのどかな村が、境界線を越え侵入してきた3人のよそ者によって脅威にさらされるさまをサスペンスタッチで描く。イギリス映画界を代表する巨匠ケン・ローチとレベッカ・オブライエンの製作会社シックスティーン・フィルムズが製作、オブライエンと共同でプロデューサーを務めるジョスリン・バーンズ(「プレジデント」「GUNDA グンダ」)が脚本を執筆する。
開催中のベネチア国際映画祭でコンペティション部門に出品された新作「Dogman(原題)」の記者会見に、ベッソン監督と臨んだランドリー・ジョーンズ。米テキサス出身にもかかわらず終始スコットランド訛りで話し続ける彼には取材陣も困惑した様子だったが、ベッソン監督が「これは彼の普段の喋り方じゃないよ。早くも次回作の役作りを始めているんだ。彼はメソッド俳優だからね」とすかさずフォローし、会場は笑いに包まれた。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011)でショーン・キャシディ/バンシー役に抜てきされブレイクした翌年、ブランドン・クローネンバーグ監督のSFミステリー「アンチヴァイラル」で映画初主演を飾ったランドリー・ジョーンズ。その後も「スリー・ビルボード」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」といった話題作に立て続けに出演。1996年にオーストラリア・タスマニア島の観光地ポートアーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件を、「マクベス」「アサシン クリード」の俊英ジャスティン・カーゼル監督が映画化した「ニトラム NITRAM」(21)では、徐々に狂気の淵に堕ちていく主人公を熱演し、見事カンヌ国際映画祭の男優賞に輝いた。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ