【6月26日はスティッチの日】実写化も決定! 「リロ&スティッチ」のあらすじ・声優・シリーズ作品などを振り返り
2023年6月26日 12:00
本日6月26日は「スティッチの日」です。ディズニーアニメ「リロ&スティッチ」(2002製作)に登場する暴れん坊のスティッチは、銀河連邦の天才科学者ジャンバ博士が、626番目に試作したエイリアン。その試作品番号にちなんで、6月26日がスティッチの日に制定されています。
ハワイを舞台に、愛を知らず、触る物は何でも壊してしまうスティッチと、姉とふたり暮らしを送る少女リロの交流を描いた感動作は、映画公開から20年以上を経たいまも、世代を超えて愛され続け、続編製作やシリーズ化、さらに実写化も始動するなど、その人気は衰えを知りません。
ちなみに、日本語吹き替え版のスティッチは、ある超人気声優が演じていることはご存知ですか? この記事ではあらすじ、キャラクター、吹き替え版声優、監督、関連作品、そして現在ディズニープラス向けに進められている「リロ&スティッチ」実写化に関する情報をまとめました。
・登場キャラクター&声の出演
・監督
・関連作品
・実写化について分かっていること
ハワイのカウアイ島で姉のナニと、ふたりで暮らす少女リロは、風変わりな犬と出会い、スティッチと名付けて飼うことに。ところが、凶暴で、身の回りにある物を壊してばかりのスティッチの正体は、宇宙のはるか彼方の銀河連邦本部トゥーロ星から逃れてきたエイリアンだったのです。
天才科学者ジャンバ博士が、違法な実験で生み出した生命体「試作品626号」であるスティッチですが、リロから「スティッチはオハナ(ハワイ語で家族)」と温かい言葉をかけられたことをきっかけに、心に何かが芽生え始めます。そんなある日、スティッチを捕らえるため、追手が迫ってきて……。
ジャンバ博士によって生み出された「試作品626号」のエイリアン。愛を知らず、何でも壊してしまう暴れん坊ですが、リロとの出会いを通して、少しずつ変化していきます。実は水が苦手。ちなみに誕生日は、「リロ&スティッチ」の全米公開日である6月21日だという説が有力です。吹き替え版声優を、“七色の声の持ち主”山寺宏一さんが務めているのも、驚きです。
ハワイのカウアイ島に、姉とふたりで暮らす5歳の女の子。想像力が豊か過ぎて、友だちとは馴染めずにいましたが、スティッチと出会い、持ち前の明るさを発揮できるように。趣味はフラダンスと、観光客の写真を撮ること。エルビス・プレスリーの大ファン。
亡くなった両親に代わって、リロを育てている姉。リロのことを一番に考える優しさの持ち主ですが、その分、リロが言うことを聞かないときは、厳しく接することも。
リロとナニを担当する福祉局のソーシャルワーカーで、ナニがリロを育てるのにふさわしいのか判断します。前職はCIAエージェント。
「試作品626号」としてスティッチを生み出した、銀河連邦の天才科学者。逃げ出したスティッチを、最新の武器で捕まえようと地球にやって来ました。
ジャンバ博士と一緒に、地球にやって来たエイリアン。地球について詳しいですが、争いごとを嫌う、気弱な性格の持ち主。
レストランで働くナニのボーイフレンド。優しく頼りがいがあり、ナニとリロを温かく見守っています。サーフィンが得意。
広大な銀河を司るエイリアン。冷徹で計算高いと同時に、論理的に筋が通ったことは受け入れる器の大きさを持っています。
銀河連邦の軍人で、身長が7メートルもある巨大なエイリアン。スティッチ捕獲に手間取るジャンバ博士&プリークリーに代わり、銀河連邦議長が地球に送り込みました。
カナダ出身のアニメーターとしてキャリアを歩み始め、「ムーラン」「アトランティス 失われた帝国」といったディズニー作品に参加。「リロ&スティッチ」では、 クリス・サンダースとともに監督・脚本を担当しました。その後、少年とドラゴンの友情を描いた「ヒックとドラゴン」を手がけ、シリーズ全3作の監督・脚本を担当したほか、現在企画が進められている「ヒックとドラゴン」実写化でも監督を務めることになっています。
アニメ映画「ビアンカの大冒険」を皮切りに、「美女と野獣」「ライオン・キング」「ムーラン」といったディズニー作品に参加。「リロ&スティッチ」でデュボアと共同で監督・脚本を務め、「ヒックとドラゴン」でも再タッグを組みました。ハリソン・フォードが主演したディズニー作品「野性の呼び声」では、自身初となる実写映画のメガホンをとりました。実は、スティッチの英語版声優は、サンダース本人が務めているんです!
スティッチは、ジャンバ博士が自分を生み出す以前に、625体もの試作品を実験していたことを知り、「自分は孤独ではない」と、“いとこ”たちの存在に大喜び。ところが、625体の卵が地球に持ち込まれ、大騒動が巻き起こります。
地球にやって来た625体の“いとこ”たちが、次々と凶暴化し、ハワイの街で大暴れ。リロとスティッチは、彼らのいたずらを食い止め、幸せに暮らせる居場所を見つけるよう、銀河連邦議長からミッションを授けられます。
大好きだったママが優勝したフラダンス大会に出場するリロは、自分も同じように優勝するために練習を重ねます。ところが、スティッチの“悪い子”モードが発動し、大暴れ。オハナ(家族)全員の愛と勇気が試されます。
邪悪なハムスターヴィール博士に脅されて、ジャンバ博士が新たな試作品“リロイ”を誕生させます。見た目はスティッチそっくりでも、悪のレベルは史上最高! しかも、リロイのクローン軍隊を製造し、ハワイに送り込むのです。
宇宙スクーターで暴走遊びをしていたスティッチは、勢い余って宇宙嵐に巻き込まれます。時空を越えて不時着したのは、ジャパンの最南端の島・イザヨイ島。そこに暮らす少女ユウナと出会い、新たな物語が始まります。
現在、米ウォルト・ディズニーがディズニープラス向けに「リロ&スティッチ」の実写化企画を進めています。米エンタテインメント情報サイト、Knight Edge Mediaの報道によると、22年11月から行われていた大規模な一般公開オーディションを勝ち抜き、リロ役を射止めたのは、ハワイ出身のマイア・キアロハ。ハワイ名物・コナコーヒーのキッズ版ミスコン「リトル・ミス・コナコーヒー」に数回出場したことがあるのみで、演技の経験は全くない無名の新人だそうです。
また、人気コメディ俳優のザック・ガリフィアナキス(「ハングオーバー!」シリーズ)が、スティッチ捕獲のために地球にやって来て、ある事情から味方に転じるエイリアンのウェンディ・プリークリー役を演じることが決定。リロの姉であるナニ役に関しては、「モアナと伝説の海」で主人公モアナの声優を務めたアウリー・クラバーリョにオファーが出されましたが、ミュージカル映画版「ミーン・ガールズ」の撮影を優先するために辞退し、いまもキャストは発表されていません。
実写映画化にあたっては、クリス・K・T・ブライトが脚本を執筆。実写版「アラジン」のプロデューサーコンビ、ダン・リンとジョナサン・アイリヒが製作を務め、第95回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた「マルセル 靴をはいた小さな貝」のディーン・フライシャー・キャンプが監督を務めます。現在のところ、「マルセル 靴をはいた小さな貝」と同じく、実写とCGを融合したハイブリッド作品になる模様です。
※「リロ&スティッチ」実写化に関する情報は、23年6月時点のもの。
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