福島第一原発事故を3つの視点で描く「THE DAYS」 緊迫の予告編&ポスター披露
2023年5月12日 07:00

役所広司が主演を務め、福島第一原発事故を題材にしたNetflixシリーズ「THE DAYS」のメイン予告編(https://youtu.be/U6nDGfaNPYs)とメインポスターが披露された。
全8話の本作は、入念なリサーチに基づき、3つの異なる視点から事故を克明にとらえた重層的なドラマ。あの日、あの場所で、本当は何が起こっていたのかを、政府、会社組織、そして現場で命を懸ける者たち、それぞれの視点から緊迫の7日間を描き、真実に迫る。
企画・プロデュースは、「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」シリーズなどのヒット作を手掛ける一方、「はだしのゲン」といった骨太な社会派ドラマを世に送り出してきた増本淳氏。「コード・ブルー」シリーズで長年タッグを組んできた西浦正記と、「リング」シリーズの中田秀夫が監督を務めた。役所が福島第一原発の吉田昌郎所長、竹野内豊が事故発生現場に最も近い1・2号機当直長、小日向文世が総理大臣を演じるほか、小林薫、音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子らが共演する。
2011年3月11日午後2時46分、三陸沖約130キロメートル付近でマグニチュード9.0、最大震度7(宮城県栗原町)の地震が発生。日本列島を激震させた地震から約1時間後、最大15メートルの津波が福島第一原子力発電所を瞬く間に飲み込んだ。だが、それは悪夢の始まりに過ぎなかった。
メイン予告は、凄まじい勢いで迫る津波が福島第一原子力発電所に襲いかかる衝撃的な映像で始まる。津波は構内へと流れ込み、大きな揺れに襲われた職員たちの緊迫した姿に吉田所長からの痛切な緊急報告が重なる。
「福島第一原発は地震と津波により全電源を喪失しました。原子炉建屋がある海抜10メートル地点は全域が水没、非常用ディーゼル発電機も海水を被り故障、中央制御室の全ての計器が作動していません。原子炉が今どうなっているのか、確かめる術がありません」
福島第一原子力発電所はかつて誰も体験したことのない危機的な状況に追い込まれ、4基の原子炉が暴走を始める。このままでは第二の「チェルノブイリになる」、事態を打開するために運転員たちが懸命に奮闘する様子が映し出される。「私たちは何かを間違ってしまったのか。それとも避けられない運命だったのか」。吉田は、遂に究極の決断を迫られる。
メインポスターには、未曾有の事故に向き合った9人のID写真とともに、「これは天災か、それとも人災か。」という問題提起するコピーが配されている。国家の命運をも左右する危機の裏側で重大な決断を迫られた政府、会社組織はどのように向き合ったのか。政府や本店からの錯綜する指示に翻弄され、タイムリミットに追われた最前線の現場で、原子炉の暴走を阻止するためにどんな戦いがあったのか。ドラマシリーズだからこそ実現したリアリティのある濃密な人間模様の描写に注目が集まる。
「THE DAYS」は、6月1日よりNetflixで世界独占配信。
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