ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」特報初公開! 日本公開日は12月15日に決定
2023年5月3日 06:00
ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」が12月15日から日本公開されることが決定。あわせて、特報(https://youtu.be/ndpzZAzM6w8)が初披露された。
1923年にウォルト・ディズニーと彼の兄によって設立された、アニメーション・スタジオ「ディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオ」がウォルト・ディズニー・カンパニーの始まり。世界初のフルカラー長編アニメーションとなる「白雪姫」を誕生させてから、今まで61作品にも及ぶ長編アニメーション映画を世に送り出してきた。2023年、ウォルト・ディズニー・カンパニーは創立100周年を迎え、その記念作となるアニメーション最新作が「ウィッシュ」となる。
同作は、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面からテーマとして描く、100年の歴史の集大成とも言うべき作品だ。これまで「白雪姫」「ピノキオ」「シンデレラ」など、ディズニー作品の主人公たちは強く願う力で道を切り拓いてきた。本作はそんなどの作品の世界よりも前から存在するファンタジーの世界、どんな“願い”も叶うと言われている 「ロサス王国」が舞台。主人公となるヒロインは“願いの力”をまだ知らない17歳のアーシャ。前向きで明るく、王国の人々を大切に思っている彼女は、ある出来事によって王国に隠された“裏の顔”を知り、ディズニー史上最も恐ろしいヴィランに立ち向かっていく。
ヒロイン・アーシャの声優を務めるのは、「ウエスト・サイド・ストーリー」で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズ。監督は「アナと雪の女王」「アナと雪の女王2」を手掛けたクリス・バックと、「アナと雪の女王」や「ズートピア」などのストーリーアーティストを担当したファウン・ビーラスンソーン。脚本は、バック監督と同じく「アナと雪の女王」「アナと雪の女王2」を手掛け、現在はディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ・オフィサーでもあるジェニファー・リーが務めている。
特報は、アーシャが暮らす「ロサス王国」の様子から始まる。魔法の王国の平和な場面が映し出されるが、「ロサス王国」の国王・マグニフィコ王の「差し出すだけでいい、お前の願いをこの私に」という言葉で一変、その裏に隠された王国の暗い秘密が垣間見える。さらに、アーシャの相棒であるヤギのバレンティノと、星の姿をしたキャラクター・スターも登場。スターが身にまとう光り輝く粉には魔法の力があるようで、バレンティノがその粉を食べると、なんとその可愛い見た目とはギャップのある低音ボイスで人間の言葉が話せるようになる。
特筆すべきは、“願い”について歌った劇中曲「This Wish(原題)」。王国の危機を救おうと、愛する人たちのために強く願うアーシャの心情が表現された1曲だ。音楽を担当しているのは、第60回グラミー賞主要2部門にノミネートし、ジャスティン・ビーバー、エド・シーランら有名アーティストへの楽曲提供をするなど、世界的ヒット・ソング・ライター兼アーティストとして活躍しているジュリア・マイケルズ。ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケン、「アナと雪の女王」のロバート&クリステン・ロペス夫妻に続く、ディズニー新世代の作曲家として礎を築く存在となりそうだ。
「ウィッシュ」は、12月15日から全国公開。
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