リブート版「ウィッチボード」シリーズにジェイミー・キャンベル・バウアー
2023年4月12日 22:30

1980~90年代に全米を席巻したオカルトホラー「ウィッチボード」シリーズをリブートする企画で、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の悪役などで知られる英若手俳優のジェイミー・キャンベル・バウアーが主演に決定したことがわかった。米Deadlineが独占で報じている。
欧米版こっくりさんと呼ばれる降霊術の占いボードゲーム「ウィジャボード」を題材にした同シリーズは、1986年の「死霊の世界ウィッチボード」に始まり、「Witchboard 2: The Devil's Doorway(原題)」(93)、「Witchboard III: The Possession(原題)」(95)と2本の続編が製作された。2014年にはヒットメーカーのジェイソン・ブラム製作のもと、同じ題材を取り上げたオカルトホラー「呪い襲い殺す」が全米を中心に大ヒットを記録し、続編「ウィジャ ビギニング 呪い襲い殺す」(16)を生み出した。
「イレイザー」「スコーピオン・キング」のチャック・ラッセル監督がグレッグ・マッケイ(「ファイナル・デッドパーティー」)と共同で脚本を執筆のうえメガホンをとる新たなリブート版の舞台は、米ニューオーリンズきっての観光地である旧市街フレンチクオーター。エミリーとクリスチャン(キャンベル・バウアー)のカップルは、友人たちを誘って同地区にある古びた馬車小屋を改装し、オーガニックカフェを開こうと計画するが、ウィジャボードの前身である古代のペンデュラムボードを偶然見つけたエミリーが悪霊に憑依されてしまう。クリスチャンは彼女を救うべくオカルト専門家のアレクサンダー・バティストに助けを求めるが、バティストは彼らの運命を司る恐ろしい秘密を抱えていた、というストーリーだ。
モデルやミュージシャンとしての活動を経て2007年、ティム・バートン監督のミュージカル映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」で鮮烈デビューを飾ったキャンベル・バウアーは、その後も「ニュームーン トワイライト・サーガ」(09)、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」(10)などの話題作に相次いで出演。全米ベストセラー小説の映画化「シャドウハンター」(13)で映画初主演を務めたのち、大ヒットシリーズの第2弾「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(18)では若き日のグリンデルバルドを演じてさらなる注目を集めた。また、Netflixの大ヒットドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のシーズン4からヘンリー・クリール/ヴェクナ役で主要キャスト入りを果たしている。
ラッセル監督は主演に抜てきしたキャンベル・バウアーについて、「映画史に名を刻む偉大な英国俳優らに共通するものは、大スターたるカリスマ性とカメレオンのごとく変幻自在に容姿を変えて、あらゆる役柄をこなすことができる演技力だが、ジェイミーは現代において、その全てを兼ね備えた稀有な存在」と絶賛している。
タイトル未定の同作は、5月に米ニューオーリンズおよびカナダ・モントリオールで撮影開始を予定している。
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