呪い襲い殺す
解説
欧米版こっくりさんとも言える降霊術の占いボードゲーム「ウィジャボード」を題材にしたオカルトホラー。女子高生のレーンは友人デビーの突然の死に疑問を抱き、友人たちを誘ってウィジャボードで彼女の霊を呼び出そうとする。ところが、古い亡霊ボードに眠っていた邪悪な力を呼び起こしてしまったことから思いがけない事態に陥ってしまう。主演は「シグナル」のオリビア・クック。共演に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海」のダグラス・スミス。「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイと「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのジェイソン・ブラムが共同プロデュースを手がけ、「ブギーマン」「ポゼッション」などの脚本に参加したスタイルズ・ホワイトが初メガホンをとった。
2014年製作/90分/アメリカ
原題:Ouija
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2022年2月10日
Androidアプリから投稿
やる気に満ち溢れた「呪い襲い殺す」は誰が考えた邦題なのだろうか。過去作で最も気合が入っているタイトルだ。
ブラムハウス製作のホラーの中では比較的珍しく、日本では劇場公開される事なく終わってしまったが、実際に鑑賞するとタイトルとは裏腹に落ち着いた至って普通のホラーに仕上がっている。全体的に落ち着きすぎていると言うか、怖いかと聞かれたら怖くない部類に入るホラーだ。ブラムハウスのヒット作、「インシディアス」のあの恐怖感を求めるとがっかりするだろう。ホラーを観に来ている観客からすると肩透かしな印象になるのではないか。
だが、終盤の脚本は中々いい意味で観客を裏切る秀逸な完成度であった。細かな伏線回収とまでは行かないが、ある程度今後の展開を誰もが予想している位のタイミングで、1つの驚愕な事実が明らかになるのである。その掴みの部分等は最高に思える。一応本作はティーンエイジホラーと言う事だが、若者特有の「そういう」シーン等は無いため、休日に家族と観ても問題は無いだろう。
2021年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ウィジャボード:降霊術に使うための文字盤であり、フランス語の“oui”とドイツ語の“ja”から作られた造語。日本のコックリさんとほぼ同時期の19世紀末から流行した。「一人でやっちゃダメ」とか「墓場でやっちゃダメ」というルールもある。主人公レインの家の家政婦ノナも注意してたけど、メキシコのコックリさんは「チャーリーゲーム」という。
一人自宅で見てたら結構怖い!これは一人で見るべきじゃない。効果音もさることながら、映像の切り返しタイミングも絶妙なのです。
親友デビーが自殺したことに疑問を抱いたレインは、恋人のトレバー、デビーの恋人ピート、友人イザベラ、妹のサラを誘ってウィジャを始めるが、デビーの霊が来たとばかり思っていたのにそれは家に住み着いていた悪霊だったのだ
“D”を指していたのにデビーじゃなかった。元の住人を調べると数十年前にドリス・ザンダーという少女が行方不明になったままだという事実。ドリスの姉を訪ね、口を縫った糸を切りさえすれば呪いが解けるはず・・・だったのに。
何が怖いかって、ウィジャボードを動かすプランシェットという小窓付きの道具から覗いたとき。何かが見えーじゃあーりませんか!(それはチャーリー浜)。他にもビビるシーンはありますが、なんだか色々覗くのも怖くなってきたぞ!
それにしてもこの邦題何とかなりませんか?人に伝えるとき、「のろい、遅い、殺す」って勘違いされそう・・・
2021年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
コックリさん遊びがホントの悪霊を招いてしまう。ホラーとしては、オーソドックスな設定だが、雰囲気と音で迫ってくるので、けっこうに怖い。深夜に一人で見たから相当怖かった。
自分の周りで不幸が続いて、時間をかけて何かがやってくる。ハッキリ見えない演出の方が、想像をかき立てられて怖さが増すよね。
CGや特殊メイクにお金をかけなくても、演出次第で、怖くできるというお手本のような作品。
予告が良かったので、相当に期待をして観たけど、見事に裏切られました。
本編の見所すべてを詰め込んで予告を作ったなって。ストーリーも分かりやすくて飽きずには観られるけど、突然の音にばかりびっくりして、あまり怖くなかった。