宮沢氷魚、第16回アジア・フィルム・アワードで最優秀助演男優賞!作品賞は「ドライブ・マイ・カー」
2023年3月13日 16:00

アジア全域版アカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)が3月12日、香港で開催され、受賞結果が発表された。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いているとして、今年の授賞式は通常のリアル開催に。昨年開館した香港故宮文化博物館で行われ、レッドカーペットおよび授賞式が盛大に開催された。
最優秀作品賞を獲得したのは、濱口竜介監督作「ドライブ・マイ・カー」。編集賞、音楽賞も獲得し、3冠となった。第15回の「スパイの妻 劇場版」(黒沢清監督)に続き、日本映画が2回連続で作品賞を受賞するという結果に。濱口監督をはじめ、キャストの西島秀俊、岡田将生らも現地参加を果たし、大きな歓声を浴びていた。


「ベイビー・ブローカー」で初めて韓国映画を手がけた是枝裕和監督は、監督賞を獲得。09年の「歩いても 歩いても」以来、2度目の監督賞受賞となった。また「エゴイスト」の宮沢氷魚は、最優秀助演男優賞を受賞し、流暢な英語で受賞スピーチを披露していた。


そのほか、香港の名優トニー・レオン(「Where the Wind Blows」)が主演男優賞。08年の「ラスト、コーション」以来、15年ぶり2度目の受賞となった。授賞式でプレゼンターを務めたのは、妻のカリーナ・ラウ。受賞結果を確認した際は「oh my god、この名前がとても読みにくい」とジョークを放ったことで、会場内が大きな盛り上がりをみせた。
授賞式およびレッドカーペットの模様は、アーカイブ(https://youtu.be/f7Jh-aSrBv4)にて視聴可能。受賞結果は、以下の通り。
「ドライブ・マイ・カー」(日本)
トニー・レオン「Where the Wind Blows」(香港)
MAK Pui Tung「正義回廊」(香港)
Karen YIP、ドーラ・ン「アニタ」(香港)
Chas CHAU, LEUNG Wai Kit, KWOK Tai「未来戦記」(香港)
トゥ・ドゥーチー「アニタ」(香港)
チ・チャンウク
阿部寛
トニー・レオン
サモ・ハン・キンポー
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