奥平大兼&新田真剣佑「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」で実写×アニメの“二刀流”! 津田健次郎、武内駿輔の出演も決定
2023年3月8日 13:00
奥平大兼、新田真剣佑、津田健次郎、武内駿輔が、ディズニープラスが手がける日本発の完全オリジナル冒険ファンタジー「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」(2023年冬配信予定)で、声優を務めることがわかった。本作は、実写で描かれる“現実世界”と、アニメで描かれる“ドラゴンが住む異世界”を舞台に繰り広げられる物語。奥平と新田が実写パートに出演することは、すでに発表されていた。
ドラゴンと心を通わせるドラゴンライダーの少年・タイムの声を担当するのは、「MOTHER マザー」で鮮烈なデビューを飾り、「マイスモールランド」「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」と立て続けに話題作に出演する奥平。タイムが憧れるドラゴンライダー界の英雄・アクタ役を、「聖闘士星矢 The Beginning」、ドラマ「ONE PIECE」が控える新田が務める。奥平と新田は、実写パートでも同じ役を演じており、実写×アニメの“二刀流”で、現実世界と異世界をまたにかけ、活躍する。なお、実写パートで冒険をともにする主人公の少女・ナギを、「ウィーアーリトルゾンビーズ」「光を追いかけて」などで知られる新進女優の中島セナが演じている。
作品全体の監督を萩原健太郎(「サヨナラまでの30分」)が務め、アニメ監督を大塚隆史(「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」)、キャラクター原案・コンセプトアートを「約束のネバーランド」の作画を担当した出水ぽすか、アニメ制作にはProduction I.G(「PSYCHO-PASS サイコパス」)という、世界基準のクリエーター陣が集結。アニメパートの舞台となる異世界・ウーパナンタを生み出した。
さらに、ウーパナンタに登場する、主人公たちを脅かす最恐ドラゴンライダーのジャイロ役で津田、主人公の相棒ドラゴン・ガフィン役で武内の出演も明らかに。「呪術廻戦」などで知られる津田は、「アニメと実写が融合した作品は今までにもありました。でも、今回のお話をいただいたときは、違う新しい領域の作品に参加できるとうれしく思いました。一緒にファンタジーの世界に旅立ちましょう」と、期待を寄せる。「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の武内は、「2次元の力で、より実写パートの魅力を加速させられるよう、アニメに関わる人間として、精一杯取り組みたく思います。ガフィンに親しみやすさを持っていただけるよう、真心込めて声を吹き込みたいと思っております」と意気込みを語っている。
アニメのキャラクター設定も公開され、主人公のタイムやアクタに加え、ジャイロ、ガフィンのビジュアルが明らかとなっている。タイムは黒髪で、青い民族衣装のようなものを着ており、ドラゴンライダーとして戦う姿が想像できないほど穏やかな表情が印象的。対照的にアクタは赤を基調にした衣装で、ドラゴンライダーの英雄らしく、気高さや己の強さへの自信を感じさせる。
ジャイロは、タイムやアクタとは全く異なり、禍々しい鎧のようなものを身にまとい、後頭部からはタコの足のようなものが無数に生えているという異質な外見。ウーパナンタを脅かす強大な敵としての恐ろしさが存分に伝わるビジュアルだ。一方、ドラゴンのガフィンは全身が青く、大きな羽を広げ、どこか愛らしい表情をしており、ドラゴンライダーが乗るために鞍のようなものを背負っている。
「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」は、ディズニープラスで、23年冬に配信予定。津田、武内、萩原監督のコメント(全文)は、以下の通り。
アニメと実写が融合した作品は今までにもありました。でも、今回のお話をいただいたときは、違う新しい領域の作品に参加できるとうれしく思いました。一緒にファンタジーの世界に旅立ちましょう。「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」、そして、僕が演じますジャイロ、お楽しみに。
ディズニープラスならではの作品の世界観づくりが、日本の実写、アニメーションとどう融合するのかとても楽しみで、とても挑戦的かつ、面白い取り組みだと思いました。最新のアニメーションと、演出によって、どのような化学反応が起きるのか。誰も見たことがない新しい作品が見られることを、僕自身期待しております。
ジャイロは、人々を恐怖で震え上がらせる悪役です。その反面、誰にも言えない大きな秘密も抱えています。津田さんは、そんなジャイロの葛藤だけでなく、その先にある悲哀さえも、的確に表現されるとんでもない声優です。
人でもなく、実存もしないドラゴン……。その中でも特別小柄な個体……。さらにアニメだけでなく実写にも登場……。こんな難しい役にリアリティを吹き込めるのは武内さんしかいません! 一体どんな声になるのか? お楽しみに。
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