「プーと大人になった僕」3月31日に金曜ロードショーで地上波初放送 クリストファー・ロビンの声優は堺雅人
2023年3月3日 12:00
「くまのプーさん」を実写映画化した「プーと大人になった僕」が、3月31日の日本テレビ系「金曜ロードショー」(午後9時~11時9分/本編ノーカット)で地上波初放送されることがわかった。大人も癒される、クリストファー・ロビンとプーさんの友情物語が描かれる。
「くまのプーさん」はA.A.ミルンが息子のクリストファー・ロビンのために書いた短編集として1926年に出版され、今もなお人気の高い児童書のひとつとして、世代を超えて、世界中の人々を魅了している。ウォルト・ディズニーは娘が夢中になっていた、少年クリストファー・ロビンとプーさんの物語の映画化を考え、1966年に短編映画「プーさんとはちみつ」を発表。1968年に発表した「プーさんと大あらし」は米アカデミー賞・短編賞を受賞している。
そんな「くまのプーさん」を実写映画化した「プーと大人になった僕」の舞台は、ロンドン。かつて“100エーカーの森”で、プーさんや森の仲間たちと友情を育んだ少年クリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)。数年後、大人になったクリストファー・ロビンは、会社で大きな難題を抱え、仕事中心の忙しい日々の中、家族との一緒の時間が持てないことを悩んでいた。そんな時、大人のクリストファー・ロビンの前に、かつての親友プーが現れる。
奇跡の再会に戸惑い、プーに翻弄されながらも、懐かしい日々を感じるクリストファー・ロビン。しかし、仕事に戻らなければいけないことを思い出し、急いでロンドンに戻るが、森に仕事の重要な書類を忘れていた。プーと森の仲間たちは、親友クリストファー・ロビンの書類を届けるため、娘のマデリンの力を借り、ロンドンへと飛び出す。
クリストファー・ロビンの吹き替え声優は、俳優の堺雅人が務めている。アニメーションの吹き替えは何度か経験があったものの、実写は本作が初めてだったそう。演じていて、とても考えさせられるプーのセリフがいくつもあったという。
「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役などで知られるユアン・マクレガーが大人になったクリストファー・ロビンを演じ、「007 慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースター監督がメガホンをとった。
イヴリン・ロビン:ヘイリー・アトウェル(園崎未恵)
マデリン・ロビン:ブロンテ・カーマイケル(遠藤璃菜)
ジャイルズ・ウィンズロウ:マーク・ゲイティス(坂東尚樹)
プー:(かぬか光明/※ジム・カミングス)
イーヨー:(石塚勇/※ブラッド・ギャレット)
ピグレット:(小形満/※ニック・モハメッド)
ティガー:(玄田哲章/※ジム・カミングス)
ラビット:(瀧田直樹/※ピーター・キャパルディ)
カンガ:(片岡富枝/※ソフィー・オコネドー)
ルー:(木村皐誠/※サラ・シーン)
オウル:(上田敏也/※トビー・ジョーンズ)
ハチミツの事ばかり考えているクリストファー・ロビンの親友。食いしんぼうで、いつもお腹がグーグー鳴っている。森の仲間を大切にし、とてもやさしくて友達思い。
お調子者で、いつも陽気。飛び跳ねることが大好きなトラ。人の上に飛び乗ったりするくせがあり、ときどき周りに迷惑をかけてしまうことも。
プーのことが大好きな、心優しいとても臆病なコブタ。少し気が弱いけれど、穏やかで誠実な性格が仲間たちから信頼を得ている。
そのほかも、おっとりしたお人好しなロバのイーヨー、頑固で怒りっぽいけれど働き者のウサギのラビット、年長者で物知りなフクロウのオウル、カンガルー親子のカンガ・ルーなど、“100エーカーの森”の仲間たちが登場する。
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