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鈴木清順生誕100年記念「ツィゴイネルワイゼン」4Kデジタル完全修復版、4月15日から先行限定公開

2023年2月13日 12:00

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4Kデジタル完全修復版を上映
4Kデジタル完全修復版を上映
(C)1980/提供:リトルモア

鈴木清順監督生誕100年を記念し、日本映画界が誇る名作「ツィゴイネルワイゼン」の4Kデジタル完全修復版が、4月15日からユーロスペースで、プレミア先行限定公開される。

没後なお、“清順美学”と呼ばれる独自の映像美で熱烈な支持を受け続けている鈴木清順監督。その圧倒的評価は日本だけに留まらず、ウォン・カーウァイジム・ジャームッシュクエンティン・タランティーノデイミアン・チャゼルら多くの映画人からリスペクトを得ている。関東大震災があった1923年に東京日本橋で生まれ、「東京流れ者」「けんかえれじい」「殺しの烙印」など数々の伝説的傑作を残し、その中でも「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」の三作品は “浪漫三部作”と呼ばれ、その絢爛たる映画術の成熟が頂点を極めた代表作として知られいる。

原田芳雄主演の「ツィゴイネルワイゼン」は、士官学校教授の青地(藤田敏八)と無頼の友人・中砂(原田芳雄)を中心に、青地の妻周子(大楠道代)、中砂の妻と後妻(大谷直子の二役)をめぐる幻想譚が、妖しくも美しく描かれる。内田百けん(うちだひゃっけん)の「サラサーテの盤」ほかいくつかの短篇小説を、生と死、時間と空間、現実と幻想のなかを彷徨う物語として田中陽造が脚色した。

1980年、東京タワーの足下に設営されたドーム型移動映画館シネマ・プラセットの初製作・上映作品として、単館上映としては異例の約10万人の動員を記録。第31回ベルリン国際映画祭審査員特別賞をはじめ、第4回日本アカデミー賞最優秀作品賞、1980年度 キネマ旬報ベストテン日本映画第1位など、国内の映画賞を独占した。

レストアにあたっては、撮影技師の志賀葉一氏(「ツィゴイネルワイゼン」撮影助手)と撮影技師の藤澤順一氏(「夢二」撮影技師、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」撮影助手)が全面監修、2022年にベネチア国際映画祭クラシック部門で最優秀賞を受賞した「殺しの烙印」4Kデジタル版のレストレーション作業を担当したIMAGICAエンタテインメントメディアサービスの全面協力のもとに完全復元された。

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