けんかえれじい

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解説

「座頭市海を渡る」の新藤兼人がシナリオを執筆し、「東京流れ者」の鈴木清順が監督したアクションもの。撮影は「骨まで愛して」の萩原憲治。

1966年製作/86分/日本
原題:The Born Fighter
配給:日活

ストーリー

岡山中学の名物男南部麒六は“喧嘩キロク”として有名だ。キロクに喧嘩のコツを教えるのが、先輩のスッポン。そのスッポンのすすめでキロクは、OSMS団に入団した。OSMS団とは岡山中学五年生タクアンを団長とするガリガリの硬派集団だ。そのOSMS団と関中のカッパ団とが対決した。キロクの暴れぶりは凄まじく、この喧嘩で忽ち副団長となった。だが、キロクにも悩みはあった。下宿先の娘道子が大好きで、硬派の手前道子とは口もきけないからだ。反対に道子は一向に平気でキロクと口を聞き、野蛮人のケンカ・キロクには情操教育が必要とばかり、彼女の部屋にキロクを引き入れてピアノを練習させる始末だ。そのうえ、夜の散歩には必ずキロクを誘いだした。ケンカに強いが女にゃ弱い。キロクはガタガタふるえるばかり。この二人の道行きをタクアンが見つけたからおさまらない。硬派にあるまじき振舞いとばかり、キロクを殴りつけようとした。それと知ったスッポン先輩がかけつけて、その場は何とか切り抜けたが、キロクの道子病は重くなるばかり。その煩悩をたち切ろうと、学校では殊更暴れ廻り、配属将校と喧嘩したため、若松の喜多方中学校に追い出されてしまった。しかし、転校一日目にして、喧嘩キロクの名前は全校にひろまってしまった。会津中学の昭和白虎隊と名乗る三人組をやっつけたからだ。この喧嘩は大喧嘩に発展した。昭和白虎隊がキロクに宣戦布告をしたからだ。キロクには喜多方中学の硬派が続々と集り、決戦の場会津鶴ケ城でしゆうを決することになった。この大喧嘩は町中の評判となり、キロクは停学処分をうけた。下宿でポツンと一人で居るキロクのところに、珍客が現われた。はるばる岡山から道子が尋ねて来たのだ。感動の面持ちで、じっと道子をみつめるキロクに道子が思いがけないことを告げた。道子は長崎の修道院に入るというのだ。キロクは絶望のどん底にたたきこまれる思いだった。このつらさを忘れるためにも、もっともっと暴れまわらなけりゃならない、喧嘩しなければならないとキロクは思うのだった。

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映画レビュー

3.5その後の学生運動のエスカレーションへのアジテートであったのではないか

あき240さん
2019年9月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

舞台は昭和10年1935年の岡山と会津
この翌年日本では二二六事件、ドイツではラインラント進駐があった
戦争の様相を強めていく直前の最後の平和な時代
監督は原作小説を単なる戦前の学生の青春物語ではなく、当時の青春模様と1960年代の学生運動をリンクさせたアナロジーとして映画に仕立てたように感じる
けんかは当時の学生運動の暴力肯定の方向性に繋がる表現なのではないだろうか

校長先生が言う
人生には後で考えれば馬鹿馬鹿しいと思うが、その時には命を張ってやることがある
それが男だ
学生よりもまず男だ
男らしくだ

本作公開の1966年は60年代の学生運動が激化していくその発端となった年だということは頭に入れておきたい

駅に向かおうとする道子が雪中に行軍する兵隊達に翻弄され、落としたロザリオを軍靴に踏みつけられてしまうシーンは、戦後の民主化へのと非軍備化に逆行しようとする当時の社会や政治の逆コースと呼ばれたの動きの暗喩だろう
そして二二六事件の思想的首謀者としての北一輝との対決を予感させてのまるで続編に続くかのように唐突に終わるラストシーンは、その後の学生運動のエスカレーションへのアジテートであったのではないかと思わせる
つまり、この先の戦争への逆コースを進もうとす者達にけんかを仕掛ける物語は君たちや私達が紡ぐのだという監督の主張であったのだと思う
暴力的な学生運動を肯定し焚き付けたのだ
それが本作の本当のテーマなのだと思う

映画としてはところ処でハッとする映像表現に出くわす
例えば主人公に岡山からわざわざ修道院に入ることを告げに来た道子と障子越しに手を繋ごうとするシーンだ
障子を貫き破いて主人公の指が彼女の指先と触れるシーンは、処女喪失の破瓜そのものを象徴するエロチックなシーンであった
しかしそれは本作を観る意義の一部分だろうと思う
やはり本作は政治的なアナロジーを意図して撮られた作品として捉えなければ、あまり意義も意味も感じられない

果たして本作公開の2年後には鈴木清順解雇・封鎖事件が起こる
難解でかつ政治的だということで日活を解雇され作品を封鎖されたことに対して、裁判で対抗するに当たり監督本人の個人的問題とだけに留まらず当時の政治的な闘争の色彩を帯びていく事件だ

21世紀から振りかえってみれば、本作はこの事件を経たことによって神格化され、その内容を超えて評価さているのでは無いだろうか?

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あき240

3.0白虎隊

kossyさん
2019年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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kossy

2.5退屈だった

2019年4月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
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古泉智浩

3.5フットワーク軽い高橋英樹!

散歩男さん
2019年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

1966年、鈴木清順監督作品。タイトルは有名だったが未見だったのを配信で。

清順監督の映画は数えるほどしか観ていないが、これはまた独特であった。他の監督作ともまた全然違ったテイスト。昭和10年という時代設定と新藤兼人脚本というのがその理由か。

なんというかスコーーンとしつつギラッギラッとしてる。ラフで猥雑でありつつリリカル。ラストの哀歌的な流れと急な政治的な締め。ちょっと真似できない作り。主人公の『麒六』という奇妙な名前の響きが耳に残る。浅野順子が美しい。

喧嘩シーン等は今の基準ではちょっと厳しいけれどパッションは買えます。原石的なものを見る感じで鑑賞しました。

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散歩男
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