神木隆之介「大名倒産」にキムラ緑子、梶原善、ヒコロヒー、勝村政信、石橋蓮司らが参加
2023年1月19日 08:00
神木隆之介が主演を務め、ベストセラー作家・浅田次郎氏の同名傑作時代小説を映画化する「大名倒産」(前田哲監督)の追加キャストが発表され、キムラ緑子、梶原善、高田延彦、藤間爽子、ヒコロヒー、勝村政信、石橋蓮司が参加していることがわかった。
ひょんなことから越後丹生山藩・第十三代藩主となる青年・松平小四郎(神木)。庶民から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリー……かと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で100億もの借金を抱えるワケあり藩だった。先代藩主の父・一狐斎は藩を救う策として小四郎に「大名倒産」。すなわち藩の計画倒産を命じるが、実は小四郎に全ての責任を押し付け、切腹させようとしていた。借金返済か、切腹か。いきなり藩の命運を託された“巻き込まれ系プリンス”小四郎の活躍を描く。
神木のほか、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤浩市の出演が決定しており、追加キャストの役どころは、キムラが金貸業を行う大坂の豪商・天元屋(てんげんや)のタツ役、梶原が丹生山藩の付家老・天野大膳(あまの・たいぜん)役をはじめ、その弟の中膳(ちゅうぜん)・小膳(しょうぜん)を一人三役で演じる。
幕府の実力者と名高い旗本・小池越中守(こいけ・えっちゅうのかみ)役を高田、その娘であり、松山演じる新次郎と恋仲であるお初(おはつ)役を藤間、橋爪佐平次(小手)の妻・しの役をヒコロヒー、丹生山藩の大名倒産疑惑を疑う江戸幕府の老中・板倉周防守(いたくら・すおうのかみ)役を勝村、幕府の老中首座・仁科摂津守(にしな・せっつのかみ)役を石橋が担当している。
「大名倒産」は、6月23日に全国公開。キャストのコメントは、以下の通り。
撮影はとても楽しかったです!
騒いでいる間に終わったという感じです。
佐藤浩市さんと石橋蓮司さんは初共演でしてあの狭い空間でお二人とセリフを交わすことができたことがうれしかったです。
奇想天外で、前田監督の発想はどこまで飛んでいくんだろうって楽しみな気持ちになりました。
楽しい作品をお届けできるのではと思っています。
私自身も楽しみにしている作品なので、どうぞ楽しみに待っていてください。
僕は今回、大膳、中膳、小膳の3役演じさせていただきました。
小膳のシーンで“大きなお寺を駆け巡って殿の元へ行く”というシーンがあったのですが、そのシーンは、ほんとに何回も撮影をしました(笑)。由緒正しき御寺をいくつも使用して撮影させて頂く機会もそうないので、全体を通して楽しく芝居をすることができました。
皆さん共演することが多い方ばかりだったので、和やかに時間を過ごせて、幸せな時間となりました。その楽しさや雰囲気は、きっと映画の中でしっかり伝わっているかと思いますので、ぜひ楽しみにしていて頂けますと嬉しく思います。
今回のお話を頂いた時は、“えっ!なんで俺?”って感じでした。
芝居経験の少ない私ですが、現場の皆さんが非常に親切でムードも居心地も良く、お陰様で楽しく気持ち良く撮影に臨むことが出来ました。
このような素晴らしい作品に参加させていただき、せっかく多くの方々に観て頂くんだから、是非一挙手一投足を吟味していただきたいです。
豪華キャスト陣 (私を除いた)が演じる、切り口斬新なシン時代劇を是非楽しんでください。
初めての時代劇映画、しかも憧れだった京都太秦での撮影だったので、胸が高鳴りました。
前田組にも初参加ということでとても嬉しかったです。
新次郎とお初の出会いの回想シーンは、とてもロマンチックなので是非注目していただきたいなぁ(笑)。あとは皆さんキャラが非常に濃く、個性溢れる人物がたくさん登場すると思うので、そこも注目して見て頂きたいです。
暗い気持ちも吹っ飛ばしてくれる、とても明るくあたたかい映画だと思います。初めて台本を読んだ時、自分に正直に生きる人々にとても魅力を感じました。そんな風に生きることが難しい今ですが、この映画を見てなにか感じて頂けたら嬉しいです。
しのは、大変そうな役だなあと思いましたが、旦那さんの小手伸也さんをはじめ、全役者陣が凄いので、ついていったらなんとかなるのかなとぼんやり思いました。
赤子を抱きかかえながら、小手さんと手を握り合うシーンをぜひ観て頂きたいです。スケベでした。
神木くんと杉咲花ちゃんがとてつもなく爽やかです。忠信先輩がとっても渋いです。小手伸也さんは鬼ダンディです。是非お楽しみください!
今回、老中を演じました 。
撮影入る前に、前田監督と役作りについて色々話しました。
例えば、普段メイクで、こんなに眉を太く描くことはありませんが、真面目そうだけど何か怪しげな含みを持たせたり、強めの正義感で逆に怪しさを強調したりと、楽しみながら、役を膨らませていただきました。型破りな時代劇です。
今までの時代劇とは一味違う、作品になるでしょう。
ぜひ楽しんでいただければと思います。
前田監督とは初めてだったので、どういう世界になっているのか、どういうキャラクターを望まれてるのかということが分かるまでは、なかなか緊張しましたが、わかってしまえば気心知れて楽しくやらせてもらえました。
主演の神木君とも今回初めてでしたが、年齢差がありながらもいろいろとコミュニケーションが取れたので良かったなと思ってます。
楽しい映画になっていると思います。ぜひ十分に味わっていただきたいなと思っています。
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