「コンフィデンスマンJP」シリーズ映画・ドラマまとめ キャスト、あらすじ、見どころを一挙紹介
2023年1月3日 20:00

テーマにそったおすすめ映画をご紹介する【映画.comシネマStyle】。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)を演じた人気シリーズの劇場版最新作「コンフィデンスマンJP 英雄編」が、1月3日午後9時から、フジテレビで地上波初放送されます。
この記事では映画.com編集部が、「コンフィデンスマンJP」シリーズを一挙におさらい。連続ドラマ(1シーズン)、スペシャルドラマ(1作品)、映画(3作品)、ショートドラマ(2作品)のキャスト、あらすじ、そして「英雄編」のキャラクターを紹介していきます。
▽2.ショートドラマ「コンフィデンスマンIG」 19年5月13日~17日放送
▽3.映画第1弾「コンフィデンスマンJP ロマンス編」 19年5月17日公開
▽4.スペシャルドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」19年5月18日放送
▽5.ショートドラマ「コンフィデンスマンMC」 20年7月20日~24日放送
▽6.映画第2弾「コンフィデンスマンJP プリンセス編」 20年7月23日公開
▽7.映画第3弾「コンフィデンスマンJP 英雄編」 22年1月14日公開
▽「コンフィデンスマンJP 英雄編」キャラクター紹介

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズで知られ、NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が迫る古沢良太がオリジナル脚本を手がけ、月9ドラマで初めて「コンゲーム」(ゲームのように二転三転する物語のこと)を描いた物語。中心となるダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)のテンポの良いやりとりや濃厚過ぎる演技、二転三転する騙し合いのストーリーが話題を呼び、人気を博した。
年齢不詳、正体不明、何をするにも規格外で無軌道なコンフィデンスマンのダー子。都内の高級ホテルのスイートルームに居を構え、さまざまな業界の悪徳企業のドンやマフィアのボスまで、有力者の財産を根こそぎ奪う詐欺の計画を練っている。行動をともにするのは、真面目で小心者のボクちゃんと、百戦錬磨のベテラン・リチャード。ダー子の天才的知能と抜群の集中力、そして3人の強力なチームワークで、常識はずれの作戦を仕掛け、“オサカナ”(ターゲット)は絶対に逃さない。3人は“子猫”(協力者)たちの手を借りながら、奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間から大金を騙し取っていく。

・第1話「ゴッドファーザー編」(江口洋介)
・第2話「リゾート王編」(吉瀬美智子、本仮屋ユイカ)
・第3話「美術商編」(石黒賢、馬場ふみか、でんでん)
・第4話「映画マニア編」(佐野史郎、近藤公園)
・第5話「スーパードクター編」(かたせ梨乃、永井大、正名僕蔵)
・第6話「古代遺跡編」(内村光良、野添義弘、長野里美)
・第7話「家族編」(竜雷太、佐津川愛美、岡田義徳、桜井ユキ)
・第8話「美のカリスマ編」(りょう、堀川杏美)
・第9話「スポーツ編」(小池徹平、平野美宇、和田聰宏)
・第10話「コンフィデンスマン編」(佐藤隆太)
ダー子、ボクちゃん、リチャードに手を貸すコンフィデンスマン・五十嵐(小手伸也)を主演に据え、古沢が書き下ろした、5夜連続のショートドラマ。
舞台は、ダー子たちのアジトであるスイートルームの階下に位置する、同じ間取りの倉庫。五十嵐、ちょび髭(赤ペン瀧川)、舎弟(小野塚勇人)の3人が進める、華麗なコンゲームのための地味な準備、五十嵐からダー子への一方的な恋心などが描かれる。

コンフィデンスマンたちが日本を飛び出し、香港を舞台にした、劇場版第1弾。連続ドラマ第9話のラストで映画化決定が発表されると、視聴者から「実はこれも詐欺なんじゃないか」と疑う声があがるなど、話題を呼んだ。興行収入29億7000万円の大ヒットを記録した。
ダー子、ボクちゃん、リチャードの次なるオサカナは、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから“氷姫”の異名を持つラン・リウ(竹内結子)。彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙い、3人は香港へ。ランに取り入ろうとさまざまな策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦。そんななか、ダー子と何やら因縁があるらしい天才恋愛詐欺師ジェシー(三浦春馬)が現れ、同じくランを狙っていることがわかる。そして以前(※ドラマ第1話)、ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のマフィア・赤星(江口)の影もちらつき始め、事態は三つ巴の様相を呈する。
ダー子は、卑劣な手口で稼ぐ闇金業者・阿久津(北村)に狙いを定める。しかし、正体を見抜かれ、逆に金を奪い取られてしまう。その出来事を機に、信じられないような不運が続き、ダー子は連戦連敗。忠告にも聞く耳を持たないダー子に呆れたボクちゃんとリチャードは、彼女のもとを去る。ふたりを失いながらもリベンジを諦めないダー子は、五十嵐とともに再び阿久津に挑む。
五十嵐と、映画第1弾「ロマンス編」に登場したモナコ(織田梨沙)にフォーカスした、5夜連続のショートドラマ。
「ロマンス編」に登場したモナコは、正式に仲間に入るための課題をダー子から与えられる。「資金10万円を詐欺で増やして10倍にし、増やせなかったら破門」という厳しい課題で、気付けば残りの資金は3万円に。どうにかクリアするため、モナコは五十嵐とちょび髭に助けを求める。

マレーシアの“伝説の島”ランカウイ島を舞台にした、劇場版第2弾。前作を超える興収38億4000万円の大ヒットを記録した。
世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンドが他界した。10兆円とも言われる遺産をめぐり、ブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(古川雄大)、アンドリュー(白濱亜嵐)の3姉弟が火花を散らすが、執事トニー(柴田恭兵)が相続人として発表したのは、誰もその存在を知らない隠し子ミシェルだった。世界中からミシェルを名乗る詐欺師たちが集結するなか、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人もフウ家に入り込み、華麗かつ大胆にコンゲームを仕掛ける。

コンフィデンスマンたちがヨーロッパに進出し、街全体が世界遺産に登録されている、地中海に浮かぶマルタ島の首都バレッタを舞台にした劇場版第3弾。
かつて悪しき富豪たちから美術品を騙し取り、貧しい人々に分け与えた“ツチノコ”という名の英雄がいた。それ以来、当代随一の腕を持つコンフィデンスマンが受け継いできた“ツチノコ”の称号をかけ、ダー子、ボクちゃん、リチャードが遂に激突することに。バレッタへやってきた彼らは、マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を手に入れるべく、それぞれの方法でターゲットに接近。そんな彼らに、警察やインターポールの捜査の手が迫る。
本シリーズの魅力と言えば、豪華キャストやあっと驚くサプライズゲスト。過去シリーズのキャラクターも再登場するなど、シリーズを深く知っている人ほど、楽しめるポイントが盛りだくさんです。ここでは、「コンフィデンスマンJP 英雄編」のキャラクターをご紹介します。

年齢不詳、正体不明、何をするにも規格外で無軌道なコンフィデンスマン。完璧な準備と抜かりない変装で、さまざまな人物に成りすまし、オサカナを罠にかける。
闇カジノのオーナー、キャビンアテンダントなど、ダー子の七変化にも要注目! 中国人バイヤー、ワン・シウフーなど、シリーズを通して頻繁に登場するキャラも。天才的知能でコンゲームに勝利し続ける一方で、底抜けに明るいハイテンションなキャラクターがかわいらしい。

真面目で小心者のコンフィデンスマン。お人好しな性格で、「誰かを助けたい」という思いから、計画に参加することもしばしば。ビジネスなのか友情なのか恋なのか、ダー子とボクちゃんの関係も気になるところ。

百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン。「英雄編」では、ビジネスパートナーでありながら、淡い恋心を寄せる韮山波子(広末涼子)と行動をともにする。

ダー子たちに手を貸すコンフィデンスマン。ダー子に一方的に好意を寄せている。神出鬼没で、「いたのか、五十嵐」と声をかけられる鉄板のくだりがある。

ダー子たちを追う警視庁捜査二課の無骨な刑事。“ホシ”を挙げるためには手段を選ばない昔気質な刑事で、ある理由から赤星に接近する。

オッドアイが印象的な、ICPO(国際刑事警察機構)の捜査官。若くして多くの難事件を解決した手腕により、パリ市警からICPOに引き抜かれたスーパーエリートで、“インターポールの狼”と呼ばれている。独立捜査権を与えられた国際犯罪のエキスパートとして、ダー子たちの前に立ちはだかる。

スペシャルドラマ「運勢編」で初登場を果たし、「プリンセス編」に続き3度目の登場となる腕利きハニートラッパー。

若くして危険な密輸貿易で莫大な財を成して引退した、スペインのマフィア。自身もスペインにルーツを持つ城田が、日本語を一切使わず、英語とスペイン語のみのセリフに挑んだ。

ゴンザレスの内縁の妻。その小悪魔ぶりで、男たちを惑わす。

「ロマンス編」に初登場し、ダー子に弟子入りした子猫(協力者)。

「プリンセス編」に初登場した子猫。現在は、フウ家の当主を務めている。
ダー子に協力する、変幻自在の子猫。
連続ドラマ第3話「美術商編」で初登場した、高名な美術評論家。裏では女癖が悪い上に、裏社会の顧客に美術品を売りさばく悪徳美術商でもある。
「ロマンス編」で初登場した悪徳芸能プロモーター。エンドロール後、何かの計画の一部なのか、ダー子と子猫たちがアイドルグループを結成したり、時代劇を披露したりする場面で登場し、ダー子にけちをつける。登場シーンは、ファンにとっては楽しみなポイントのひとつ。「英雄編」の登場にも注目だ。

伝説のコンフィデンスマン。これまで描かれてこなかった、ダー子たちの過去に関わる謎の人物。

連続ドラマ第1話「ゴッドファーザー編」で初登場した、ダー子たちにとって宿敵ともいえる存在。表の顔は公益財団「あかぼし」の会長を務める名士だが、裏では経済ヤクザとして暗躍し、“日本のゴッドファーザー”とも呼ばれている。ダー子たちを陥れるべく画策しながら、毎回しっぺ返しに遭っている。

そのほか、詳しい役どころは明かされていないものの、真木よう子、梶原善、徳永えり、高嶋政宏らが出演している。
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