ブラッド・ピット、自身の制作会社「プランB」を仏メディア企業に売却
2022年12月14日 11:00
プロデューサーとしても活躍している人気俳優のブラッド・ピットが、自身の制作会社「プランB」の持ち株の6割を、仏メディア企業Mediawanに売却したと、米CNBCが報じている。
ピットは、2001年に当時結婚していたジェニファー・アニストンとともにプランBを立ちあげた。その後、離婚にともない、アニストンは離脱したものの、「ディパーテッド」や「ワールド・ウォーZ」「ジェシー・ジェームズの暗殺」「キック・アス」「それでも夜は明ける」「ムーンライト」「ビール・ストリートの恋人たち」「バイス」「ミナリ」といった幅広い作品をプロデュースしている。最新作はアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じるNetflix映画「ブロンド」だ。
現在、プランBは映画作品に関してはMGMスタジオ、テレビドラマに関してはアマゾン・スタジオとファーストルック契約を結んでいる。
情報筋によると、プランBの企業価値は5億ドル程度で、すでに売却は終了しているという。プランB、Mediawan、および、窓口となった投資銀行のMoelis & Companyはいずれもノーコメントとしている。
Mediawanは、欧米で映画やテレビシリーズを制作するコンテンツスタジオで、60以上のプロダクションレーベルを所有している。