広瀬すず×永瀬廉「夕暮れに、手をつなぐ」松本若菜、夏木マリら出演　新キャスト8人発表

本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆（あさぎ・そらまめ／広瀬）が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音（うみの・おと／永瀬）と運命的な出会いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。「オレンジデイズ」、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」などで知られる恋愛ドラマの名手・北川悦吏子が、完全オリジナル脚本を手がける。

衝撃的な出会いを経て、もう一生会うことはないと思っていた空豆と音は、なぜか東京の片隅で、ともに下宿生活を送ることになる。空豆に振り回されながらも、諦めかけていた夢をもう一度目指す音。互いに夢を追い、励まし合い、ときにはケンカをしながらも笑い合って過ごした23歳のふたりの“愛おしい時間”が流れる。それは、まだ何者でもないふたりにとって、昼と夜の間の「夕暮れ」にいるような、ずっといられないことがわかっている、曖昧でかけがえのない時間だった。

新たに出演が発表された夏木（「湯道」）は、空豆と音が暮らすことになる下宿「雪平邸」の主・雪平響子役を務める。元画家で資産家であり、「若者の夢を応援したい」という思いで、自身が暮らす古民家に音を下宿させ、見ず知らずの空豆も拾い上げる豪快な人物。松本（「君が落とした青空」）は、音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A＆R（※アーティストの発掘から育成、戦略を担う職務）である磯部真紀子を演じる。パソコンで楽曲を制作するコンポーザーとしてメジャーデビューを目指すも、なかなか芽が出ない音の才能を評価し、ときに厳しく、ときに愛情を持って寄り添う。

田辺（「ラーゲリより愛を込めて」）は、音がアルバイトをするカフェで出会う謎めいた美女・菅野セイラ役。デビューを目指す音、そして後にデザイナーを志す空豆に影響を与える。空豆が上京して初めてアルバイトをする蕎麦店「大野屋」の店員・丹沢千春役には、伊原（ドラマ「シコふんじゃった！」）を配した。空豆に店の仕事と都会のイロハを教えるなかで、唯一無二の友情を育み、彼女の一番の理解者となっていく。内田（「耳をすませば」）は、「ユニバースレコード」に所属し、ユニット「ズビダバ」でヒット曲を連発するセクシー路線のボーカリスト、アリエル役。櫻井（「嘘喰い」）は、空豆の婚約者・矢野翔太に扮する。周囲から浮きがちだった空豆を、幼少期から隣で支えてきた。爽やかで頭脳明晰、地元の大学を卒業後に上京し、自ら興した会社の社長を務めている。

茅島（「オケ老人！」）は、空豆の祖母・たまえ役。空豆と翔太の婚約を心から喜び、空豆のウエディングドレス姿を見ることを楽しみにしている。酒向（「“それ”がいる森」）は、蕎麦店「大野屋」の店主を務める、千春の父・博を演じる。幼なじみの響子に顎で使われているが、そんな扱いにも嫌な顔をしない、おおらかな人物。響子に言われ、空豆をアルバイトとして雇い入れる。

「夕暮れに、手をつなぐ」は23年1月からTBSで、毎週火曜午後10時から放送。