オケ老人!
劇場公開日:2016年11月11日
解説
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の杏が実写映画初主演を務め、ひょんなことから老人だらけのアマチュアオーケストラの指揮を任された高校教師の奮闘を描いた人間ドラマ。「ちょんまげぷりん」の作家・荒木源による同名小説を、「ぱいかじ南海作戦」の細川徹監督が映画化した。梅が岡高校に赴任してきたばかりの数学教師・千鶴。学生時代からオーケストラでバイオリンを弾いていた彼女は、地元の文化会館で聴いたアマチュアオーケストラの演奏に感銘を受け、入団を決意する。ところがこの町にはアマチュアオーケストラが2つ存在し、千鶴は誤って老人ばかりの素人オーケストラ「梅が岡交響楽団」に入ってしまう。若者の入団を喜ぶ老人たちを前に勘違いだと言い出せなくなった彼女は、成りゆきから指揮者をつとめるハメになり……。
2016年製作/119分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
スタッフ・キャスト
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2022年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
タイトルのまま老人たちのオーケストラ。
みなさん元気に楽しそう、ほっこりする映画ですね。
2021年7月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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レンタルDVDで鑑賞。
原作は未読です。
タイトルに惹かれました。上手いこと言うなぁ、と…(笑)
主人公の成長物語を明るく楽しく、時に切なく描いた王道ストーリーには、抜群の安定感がありました。ベテラン俳優陣の円熟した演技も観ていて心地良かったです。
老人たちが悪戦苦闘しながらも、最後の花を咲かせるかの如く練習に打ち込む姿には、否応無しに涙腺を刺激されました。
何かに情熱を傾けるのに年齢なんて関係無い!
2021年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
いくつになっても、やりたいことはありますよね。高齢者になって余裕ができて、やっと細やかな夢を叶えられる人も多いと思います。楽器だって語学だってダンスだって、何でもいいんですよ。そんな夢を叶えたチャレンジャー達にほっこりと温かい前向きな気持ちを貰いました。
2021年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
エルガーの「威風堂々」がまったく酷い演奏だったというか、何の曲なのかわからないほどだった。『リトル・マエストラ』と同じ「威風堂々」だし、しばらくすると、どちらがどちらだか混同してしまいそう。こちらの方が若干コミカルだし、杏のコメディアンヌぶりも輝いている。
ライバル(?)となる梅が岡フィルハーモニーは、大沢(光石研)が中心となり、一斉に交響楽団を退団して旗揚げするという過去があり、演奏の上手くない老人ばかりが残ってしまった形だ。また、交響楽団の指揮者野々村(笹野高史)は電気修理の店を営んでいるが、近くに出来た大型電気店の社長が大沢だという因縁めいたものまである。しかも、野々村の孫和音(黒島)が大沢の息子と付き合っているというロミオとジュリエットのパターン。
どんどん上手くなっていく様子は『リトル・マエストラ』と同じだし、それほどのストーリーではない。凄いと思ったのは、千鶴が自宅に防音部屋をネットで注文して作ったり、妹の結婚式という嘘をついたために、団員から道祖神の彫り物を貰ったりする、わけのわからないコミカルさが印象に残る。
小さな巨人という異名を持つ世界的指揮者ロンバールさん(フィリップ・エマール)がフィルハーモニーよりも交響楽団の方が楽しいと言って、どんどん彼らと仲良くなったり、千鶴と同僚の先生(坂口)の恋の行方(?)とか、あまり意味のない伏線がダラダラした印象を与えているんじゃないかなぁ・・・長く感じた。