映画版「ウィキッド」にジェフ・ゴールドブラム
2022年11月8日 21:30

米ユニバーサル・ピクチャーズがジョン・M・チュウ監督(「クレイジー・リッチ!」)のメガホンでブロードウェイの大ヒットミュージカル劇を映画化する「ウィキッド」に、ジェフ・ゴールドブラムが“オズの魔法使い”役で出演交渉の最終段階に入っていることが明らかになった。米バラエティが独占で報じている。
「ウィキッド」は、ミュージカル映画の古典「オズの魔法使」の前日譚として執筆されたグレゴリー・マグワイアの同名小説が原作。オズに災いを招く西の悪い魔女・エルファヴァの学生時代に焦点を当てた物語で、2003年に米ブロードウェイで開演。ロングランミュージカルとしていまだにヒットを続けており、世界累計で3000万人以上の動員を誇る。
映画化にあたっては、舞台版を手がけた脚本のウィニー・ホルツマン、作詞、作曲のスティーブン・シュワルツがそれぞれ同役割を担当し、マーク・プラットがプロデュース。
グラミー賞、エミー賞、トニー賞に輝く実力派歌手であり女優のシンシア・エリボが“西の悪い魔女”エルファバ役、米人気シンガーのアリアナ・グランデが“南の善い魔女”グリンダ役でダブル主演を務めるほか、大ヒットドラマ「ブリジャートン家」でブレイクしたジョナサン・ベイリーが、グリンダが思いを寄せる転校生フィエロ役を演じる。
同作の製作・配給を手がけるユニバーサルは去る5月に、本作を2部作として公開することを発表。前編は2024年12月25日、後編は25年12月25日に全米公開を予定している。
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