「死霊館」シリーズ第4弾が始動
2022年10月27日 09:00
大ヒットホラー「死霊館」シリーズの第4弾が、シリーズ2作品を手がけたデビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックを脚本家に迎えて本格始動したことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
「ソウ」「インシディアス」シリーズなど数々の傑作ホラーを手がけてきたジェームズ・ワン監督が、実在の心霊研究家ウォーレン夫妻が追った怪奇事件を基に映画化した2013年の「死霊館」は、推定2000万ドルの製作費に対して世界累計興行収入3億2000万ドルの大ヒットを記録。その後、本家シリーズの続編に加えて、呪われた人形アナベルが引き起こす戦慄の恐怖を描いた「アナベル」シリーズや、恐怖の始まりを描いた前日譚「死霊館のシスター」など数多くのスピンオフ作品が製作され、「死霊館」ユニバースのこれまでの7作品を合わせた世界累計興収が20億ドルを超える一大フランチャイズへと発展した。
「エスター」(09)、「赤ずきん」(11)といったオカルトホラーの小作を経て、シリーズ第2作「死霊館 エンフィールド事件」(16)と続く第3作「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(21)の脚本を担当したジョンソン=マクゴールドリックは、大ヒットDC映画「アクアマン」(18)でワン監督と再びタッグを組んだほか、23年12月に全米公開が予定されている同作の続編「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)」の脚本も手がけている。
「The Conjuring 4(仮題)」は、「死霊館」ユニバース全作を手がけてきたワンとピーター・サフランがプロデュース。シリーズを通してウォーレン夫妻を演じるパトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガがエド&ロレイン・ウォーレン役で続投するということを除き、プロットや監督などの詳細については現時点で明らかになっていない。