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ユダヤ人青年が“架空のペルシャ語”を創作、ナチス将校に教えて生き延びる衝撃作「ペルシャン・レッスン」予告

2022年9月22日 07:00

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でたらめの単語を創作・量産するが、覚えるのが大変…
でたらめの単語を創作・量産するが、覚えるのが大変…
(C)HYPE FILM, LM MEDIA, ONE TWO FILMS, 2020

1942年、ナチス・ドイツの強制収容所を舞台に、ユダヤ人の青年がペルシャ人になりすまし、ナチスの将校に“架空のペルシャ語”を教えて生き延びようとする衝撃作「ペルシャン・レッスン 戦場の教室」の予告編とポスタービジュアルがお披露目された。映像では、でたらめの単語を創作・量産し、将校に教える“偽の語学レッスン”が切り取られている。

メガホンをとるのは、第76回アカデミー賞で3部門にノミネートされた「砂と霧の家」のバディム・パールマン監督。「BPM ビート・パー・ミニット」「天国でまた会おう」のナウエル・ペレーズ・ビスカヤートがユダヤ人の青年ジル、「ハイ・ライフ」「約束の宇宙(そら)」のラース・アイディンガーがナチスのコッホ大尉を演じる。

予告編では、ナチス親衛隊に捕まったジルが収容所に輸送されている際、ある1冊の本を受け取る。その本はペルシャ語で書かれており、“Bawbaw”という単語は“父”という意味だと教えてもらう。ドイツ軍に同胞が処刑されていくなか、ジルは「ユダヤ人じゃない! 私はペルシャ人です!」と偽り、何とか生き長らえる。収容所に連行されたジルは、コッホ大尉から「“Bawbaw”の意味は?」と聞かれ、「“父”の意味です」と正確に答え、次に「“母”は何と言う?」と尋ねられ、咄嗟に“アンタ”と嘘をつく。

終戦後にテヘランで料理店を開く夢を持ち、ペルシャ語を勉強したいと思っていたコッホ大尉は、「仕事の後、言葉を教えに来い」とジルに命令。ジルは仕事のかたわら、架空の言語を創作するが、数が増えるに従い、覚えることの大変さを痛感する。通算で1500語以上の単語を覚えたコッホ大尉はジルに詩を披露するなど、ふたりが結ぶ奇妙な信頼関係が垣間見える。“命をかけた嘘”が導く結末が気になる、緊張感たっぷりの映像が完成した。

ポスターは、ジルとコッホ大尉が向き合うレッスンの時間を活写。下半分には、連行されたユダヤ人たちの絶望的な表情が映し出され、「偽りの言葉で、生き残れるか。」という言葉が重々しく刻まれている。

ペルシャン・レッスン 戦場の教室」は、11月11日から神奈川のkino cinema 横浜みなとみらいほか全国で順次公開。

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