「ドラゴンボール超(スーパー)」最新作が初登場首位! 2位はイドリス・エルバ主演の「ビースト」 【全米映画ランキング】
2022年8月22日 20:00
1カ月以上低迷していた北米の映画市場では、ようやく観客動員数がわずかに持ち直しました。8月3週目の週末は、「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」が首位を獲得。同作は、ソニーのアニメ専門ストリーミングサービス「Crunchyroll」が配給した劇場公開映画としては、「劇場版 呪術廻戦 0」に続く2作目。日本のアニメが首位を獲得するのは、アニプレックス・オブ・アメリカとFunimationが配給し、2021年4月に公開された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」以来となります。数十年続く「ドラゴンボール」シリーズをベースに、かつて孫悟空によって壊滅させられた悪の組織「レッドリボン軍」の意志を継ぐ者たちが生んだ、最強の人造人間との戦いを描きました。週末3日間で、興行収入2010万ドルを記録しています。
2位には、ユニバーサルのサバイバルアクション「ビースト」が、興収1150万ドルで初登場。新作が1位と2位を独占するのは、半年ぶりの快挙となりました。「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のイドリス・エルバが主演を務め、ある家族のサファリでの冒険が、獰猛な殺人ライオンとのサバイバルゲームに変ぼうするさまが描かれます。
2本の新作の登場で、ソニーのブラッド・ピット主演のアクション映画「ブレット・トレイン」は、先週の首位から3位にランクダウン。興収は800万ドルを記録し、累計興収は6800万ドルを突破しています。ワーナー・ブラザースの「DC がんばれ!スーパーペット」、ユニバーサルのジョーダン・ピール監督作「NOPE ノープ」、ソニーのミステリースリラー「Where the Crawdads Sing(原題)」、A24のスラッシャーホラー「Bodies Bodies Bodies(原題)」は、それぞれ先週から順位を2ランク下げる結果に終わりました。