「角川映画UHDプロジェクト」ラインナップ発表　第1弾は千葉真一さん主演作「戦国自衛隊」

2022年8月19日 00:00

角川映画の名作をUHD化する「角川映画UHDプロジェクト」が本格始動することになり、今後のラインナップが発表された。第1弾は、千葉真一さんが主演とアクション監督を務めた「戦国自衛隊」（デジタル修復 Ultra HD Blu-ray【HDR版】）となり、10月28日に発売される。

角川映画45周年記念として、2021年12月に発売され好評を博した「犬神家の一族」（4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray【HDR版】）。KADOKAWAでは、26年に50周年を迎える角川映画の名作の数々をUHD化する「角川映画UHDプロジェクト」を始動し、映像、音声、特典、全てのクオリティを追求した“究極にして最終形態”の仕様で、10年よりUHDを連続リリースする。

角川映画UHD化に際しては、以下9つのマニフェストを掲げている。

1、撮影監督監修のグレーディングを敢行

2、HDRグレーディングを施した16bitニューマスターを使用

3、劇場公開時のオリジナル音声を初収録

4、5.1ch音源のある作品についてはDolby Atmos化（ホームシアター用）

5、Dolby Visionのマスタリングを敢行

6、バリアフリー対応として全作日本語字幕を収録

7、究極の画質を収録するために3層ディスク（100GB）を採用

8、オリジナル予告編はじめ、特報なども全て4K HDR化

9、過去の特典映像などのコンテンツも可能な限り収録

第1弾「戦国自衛隊」では、新たに発見されたスチールやインタビューで構成する190ページ以上のA4ソフトカバー資料集「完全資料集成」や、公開から43年の時を経て発掘された劇伴の6ミリ音源をリマスターした「劇伴CD」を同梱。そのほか、パッケージ初収録となる千葉さん、夏木勲さん（夏八木勲さん）の自衛隊体験入隊に密着したメイキングやプロモーション映像など、110分以上の特典映像を収録する。

今後は、松田優作主演の「蘇える金狼（1979）」「野獣死すべし（1980／村川透監督）」に加え、「伊賀忍法帖」「友よ、静かに瞑れ」「化石の荒野」「汚れた英雄（1982）」「キャバレー（1986）」「麻雀放浪記」の発売を予定している。

なお、公式Twitterでは、ジャケット写真の絵柄を投票で決める「ジャケットどれにしよっかなキャンペーン」を実施中。投票締切は、8月25日の23時59分までとなる。

第1弾「戦国自衛隊」のパッケージ情報は、以下の通り。

■戦国自衛隊 4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray【HDR版】
（4K Ultra HD Blu-ray＋Blu-ray＋特典Blu-ray＋CD 計4枚組）
価格：1万8480円（税込）

【特典】

＜映像特典＞

●「一日だけの自衛隊員」「冒険は男の生き甲斐」（スポニチ映像）※初収録
●「プロモーション映像」※初収録
●「TVスポット」15秒 30秒 ※30秒版初収録
●「激突！伊庭三尉 VS 長尾景虎」（千葉真一＆夏八木勲スペシャルインタビュー）
●「談話室ー自衛隊員のつぶやき」（鈴木ヒロミツ×ムッシュかまやつ、江藤潤×倉石功）
●「あの戦車は今…」（追跡ドキュメント）
●「海外版予告」
●「ローリングタイトル」(2005年制作)　※『戦国自衛隊』 DTSコレクターズ・エディション【初回限定生産】（DABA-0175）に収録されたものと同内容。