「プレデター」歴代シリーズの戦いを振り返り 新作の主人公・戦士ナルも究極の格差バトルに挑む
2022年7月28日 12:00
世界中でカルト的人気を誇る「プレデター」シリーズの最新作「プレデター ザ・プレイ」が、8月5日からDisney+の「スター」で独占配信される。「プレデター」シリーズといえば、高度な科学技術と圧倒的なパワーと俊敏さを併せ持つプレデターと、主人公たちとのラストの一騎打ちが見どころのひとつ。本作の配信を前に、シリーズの歴代主人公たちとプレデターの戦いを振り返る。
1作目の「プレデター」(1987)の主人公は、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じるコマンドー部隊のリーダー、ダッチ少佐。ダッチは、過激派によって囚われた政府の要人を救出する作戦の中で、運悪く狩りをするために地球へとやってきたプレデターに遭遇してしまう。プラズマキャノンや、光学迷彩などの高度な科学技術を用いた兵器の数々に、特殊訓練を受けてきた彼らでさえ、一人また一人と狩られてしまう。最後の一人として残されたダッチは、圧倒的な戦力差を埋めるべく、ジャングルの地形を巧みに生かしたラストバトルに挑む。
ジャングルからロサンゼルスの市街地に舞台を移した 「プレデター2」(1991)の主人公は、大ヒットアクション「リーサル・ウェポン」シリーズのダニー・グローバー演じるマイク・ハリガン。LA市警の刑事であるハリガンは、壊滅した麻薬組織の謎を追う中でプレデターに遭遇する。次第に人ならざる者の関りを感じていくハリガン。ハリガンの捜査を妨害する政府の組織も出現し、事態は複雑化していく。戦力差では劣るハリガンだが、戦いの舞台となる街は知り尽くしており、地の利はハリガンにある。ハリガンは、プレデターが放った武器さえも奪いながら、徐々に見えざる敵を追い詰めていく。
プレデターの惑星での人類とプレデターとのデスマッチを描いた「プレデターズ」(2010)では、オスカー俳優エイドリアン・ブロディ演じる傭兵のロイスが主人公。ロイスは、自分と同じく気づくと惑星に降り立っていた7人の猛者たちと1人の医者と共に、狩るか狩られるかのデスマッチに挑むことになる。プレデターが支配する惑星が舞台というアウェーでの戦いは常に苦戦を強いられるが、そんな中でも自分の背中を任せられる数少ない仲間や、仲間になってくれるプレデターの助けも借りながら、必死に戦い抜いていく。
「ザ・プレデター」(18)の主人公は、ボイド・ホルブルック演じるアメリカ陸軍特殊部隊のスナイパー 、クイン・マッケナ。クインは、麻薬組織の幹部を暗殺する準軍事作戦に従事していたが、地球へ降下してきたプレデターと遭遇してしまう。特殊部隊出身者とあって戦闘技術は高く、チーム戦にも長ける。仲間が身を挺してクインを守ってくれるなど人望も厚い。しかし、その真の強さの秘密は、愛する息子を守りたいという、子を思う父の強い思いにある。
そのほか、プレデターとエイリアンのバトルを描いた「エイリアンVS.プレデター」(04)シリーズの主人公たちも、類まれなる勇気と、機転を利かせながら格差バトルを戦い抜く姿が描かれた。
アンバー・ミッドサンダーが演じる「プレデター ザ・プレイ」の主人公ナルは、ネイティブ・アメリカン最強の部族、コマンチ族の戦士。プレデターとの遭遇当初は、姿の見えぬ敵の恐怖に怯む様子も伺えるが、そこはやはり最強の戦士。自分の仲間に危機が訪れた時、自らを犠牲にしてでも彼らを守ろうとする強い意志が芽生える。ナルの武器は手斧や弓だが、慣れ親しみ、熟知した地形を生かしながら、これまでの戦闘経験をもとに未知の脅威に挑む。
「プレデター ザ・プレイ」は、8月5日からディズニープラスの「スター」で独占配信。
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