イニャリトゥ監督の新作「Bardo」、Netflixが獲得 配信&劇場公開へ
2022年5月9日 15:00

米アカデミー賞3冠に輝いた「レヴェナント 蘇えりし者」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による新作「Bardo, False Chronicle of a Handful of Truths(原題)」の配信権を、Netflixが獲得した。
米Deadlineによれば、Netflixは年内に本作を配信および劇場公開する。イニャリトゥ監督は現在、同作のポストプロダクションを進めており、秋には完成が見込まれている。
「Bardo(原題)」は、イニャリトゥ監督が「BIUTIFUL ビューティフル」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で組んだニコラス・ヒアコボーネと共同で脚本を執筆した。著名なメキシコ人ジャーナリスト兼ドキュメンタリー作家の主人公が故郷に帰り、自身のアイデンティティや家族との関係、過去の過ち、そして母国のいまを見つめるノスタルジックなコメディだという。
「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」「エヴァの告白」「愛、アムール」のダリウス・コンジが、65ミリフィルムで撮影。イニャリトゥ監督にとってデビュー作「アモーレス・ペロス」以来、約20年ぶりに母国メキシコで全編撮影、製作した作品となる。
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