キャスリン・ビグロー監督、Netflix向けサスペンス映画を製作
2022年4月6日 11:00
「ハート・ロッカー」でアカデミー賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督が、Netflixのオリジナル映画として新作「Aurora(原題)」を手がけることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
「Aurora(原題)」は、「ジュラシック・パーク」や「スパイダーマン」などで知られるハリウッドの人気脚本家デビッド・コープの同名小説の映画化で、コープ自身が脚色を手がける。
太陽嵐によって送電網の大半が使用できなくなる事件が発生するなか、シングルマザーの主人公が10代の子どもと、シリコンバレーの富豪で疎遠になっている兄弟を守ろうとするストーリー。
ビグロー監督にとっては「デトロイト」(2018)以来の監督作となり、グレッグ・シャピロ(「ゼロ・ダーク・サーティ」「デトロイト」)、ギャビン・パローン(「ゾンビランド」)と共同でプロデューサーも兼ねる。
ちなみに、原作は7月7日にハーパーコリンズから全米で刊行予定。脚本家仲間のスコット・フランク(「クイーンズ・ギャンビット」)は、「デビッド・コープが史上最も成功した脚本家であるのには理由がある。『Aurora(原題)』は彼の最高傑作のひとつだ。怖くて、おかしくて、考えさせてくれる」と絶賛している。