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アンセル・エルゴート「TOKYO VICE」で来日! 舞台挨拶もこなすほど日本語が上達

2022年4月5日 22:18

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来日したアンセル・エルゴート(右)と伊藤英明
来日したアンセル・エルゴート(右)と伊藤英明

ヒート」のマイケル・マンがエグゼクティブプロデューサーと第1話の監督を務め、「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートが主演を務める全8話のドラマシリーズ「TOKYO VICE」の完成披露試写会が4月5日、東京・新宿ピカデリーで行われ、アンセル・エルゴート、エグゼクティブプロデューサーのJ.T.ロジャース、アラン・プール、ジョン・レッシャー、そして本作に出演する伊藤英明が登壇した。

「世界で最も撮影が難しい都市」と言われる東京とその近郊で撮影が行われた今作は、WOWOWと米HBO maxによる日米共同制作プロジェクト。読売新聞の記者だったアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタインによるノンフィクション本「トウキョウ・バイス:アメリカ人記者の警察回り体験記」を原作に、1990年代の東京アンダーグラウンドのリアルで凶暴な姿を描き出した。

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この日は日本の新聞社に入社した主人公にちなみ、フレッシュマン(新入社員、新入生)100人を招待し、マン監督が手がけた1話をスクリーンで上映。大勢の観客で埋まった劇場にやってきたエルゴートは、「『TOKYO VICE』は90年代の闇の世界を描いたドラマです。わたしはヤクザを調べている事件記者を演じています」とよどみのない日本語で挨拶し、会場からは大きな拍手が送られた。

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そして英語で「日本語を教えてくれた先生、そして皆さん全員が成長する機会を与えてくれたと思っています。そしてこういう時間、こういう人生を日本で過ごせたということを光栄に思っています」と会場に呼びかけたエルゴート。そして、マン監督との仕事について日本語で「監督と仕事ができてとても良かったです。監督は考えが明確なんです。時々、クルーや俳優には厳しいですが、みんな監督を尊敬しています。一緒に仕事ができてとても光栄です」と語ったが、マン監督の要求は非常に高いところにあった模様。日本語の勉強と、ジャーナリストとしての経験を積むということをしっかりやるようにとゲキを飛ばされていたという。「でもそうやってギリギリまで追い詰めてくれるのは、逆に楽しかったんです。彼と一緒に仕事をするのは本当にいい経験でしたし、また彼以外のキャスト、スタッフの皆さんと一緒に仕事ができて本当に良かったと思いますし、最高の経験でした」としみじみ振り返るアンセルだった。

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その後、伊藤がサプライズで登壇。エルゴートらを「おかえり! 会いたかった!」と出迎えた伊藤は、がっちりと握手。「かれこれ3年弱、この作品に関わっているんですが、このコロナ禍の中で来日して。環境も食事もまったく違う環境の中で。しかも東京というのは世界一ロケが大変な場所で、コロナで撮影制限もかかった中で、本当にすばらしい作品を作っていただきありがとうございます」と感謝の思いを伝えた伊藤。エルゴートも、日本語で「こちらこそ」と笑顔で返した。

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そんな伊藤のことを「とても優しくてすばらしい方」と評するエルゴートは、「英明さんとはウマが合いました」と絶妙なチョイスの日本語を披露し、会場は笑顔に。「それから裸の付き合いもしました。毎日のようにサウナにも行きました」と語ると、伊藤も「新年にはうちに来てくださって。お正月を一緒に過ごしました。おせちを食べて、うちの父にお酌をしてくれたんです」と破顔一笑。さらに、役になりきるために日本で過ごす勉強熱心なエルゴートの姿を目の当たりにし、「刺激になりましたし、役になりきるというのはこういうことだと。あらためて教えてもらったという感じです」と真摯に語った。

そして最後のコメントを求められたエルゴートは、「実際に日本に住んで撮影できたのは、わたしの人生においても貴重な経験。日本で皆さんに会えてとてもしあわせです。ありがとうございます」と日本語で挨拶。場内からは喝采がおくられた。

TOKYO VICE」はWOWOWオンデマンド(第1話のみ)で配信、4月24日からWOWOWで独占放送。

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