クロエ・グレース・モレッツ、25歳の誕生日記念 孤軍奮闘するパイロット姿公開
2022年2月10日 09:00

「キック・アス」シリーズのヒット・ガール役でブレイクし、「サスペリア」「トムとジェリー」などで知られるクロエ・グレース・モレッツが本日2月10日に25歳の誕生日を迎えたことを記念して、最新作「シャドウ・イン・クラウド」の場面写真が披露された。第2次世界大戦下、高度2500メートルを飛行するB-17爆撃機内で、ある極秘ミッションに挑む連合国空軍パイロットを演じている。

本作は、第45回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞したサスペンスアクション。連合国空軍の大尉モード・ギャレット(モレッツ)は、「フールズ・エランド号」と命名されたB-17爆撃機に乗り込んだ。上官からの密命を帯びた彼女の任務は、極秘の最高機密をニュージーランドからサモアへ運ぶこと。傲慢な男性ばかりの乗組員たちに邪魔されながらも、ひたむきにミッションを遂行しようとするが、高度2500メートルに達したとき、モードは“大空の魔物”グレムリンと遭遇する。

中国系ニュージーランド人の新鋭監督ロザンヌ・リャンがメガホンをとり、ジェームズ・キャメロン監督作品「エイリアン2」、テレビシリーズ「ミステリー・ゾーン」とその劇場版「トワイライトゾーン 超次元の体験」における「2万フィートの戦慄」などからインスピレーションを得て、本作を完成させた。

従軍した女性兵士たちへのリスペクトを表明しながら、新たな闘うヒロイン像を描き上げたリャン監督は、モレッツについて「彼女を見る度に、今まで気づかなかったニュアンスが見えてきた。彼女は能力があり、自分を制御することができるけど、同時にもろさや弱さも持ち合わせている。そして詐欺師的な面も大きくあり、完璧ではない。史上最高のアクションヒーローを考えると、『ダイ・ハード』や『ターミネーター』シリーズが思い浮かぶけど、これらの映画のアクションヒーローは完璧とは程遠い。本作のクロエも、そんな完璧ではないヒーローを素晴らしく演じてくれた」と称賛している。
「シャドウ・イン・クラウド」は4月1日に東京・新宿ピカデリーほかで公開。
(C)Atarangi Kiriata Limited 2020
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