ポン・ジュノ監督、SF小説「Mickey7」を映画化 ロバート・パティンソンが主演か
2022年1月24日 13:00

「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が、SF小説「Mickey7(原題)」をもとにした新作を準備していることがわかった。米ワーナー・ブラザースがポン監督と交渉を進めており、またロバート・パティンソンが主演交渉中だという。
2月に出版予定のエドワード・アシュトン著「Mickey7(原題)」は、人類が氷の世界ニヴルヘイムを植民地化するため調査に送られる使い捨て要員ミッキー7を描く物語。危険な任務を負うミッキーは、死ぬたびに過去の記憶を持ったまま新たに再生される。ミッキー6が死亡後、ミッキー7は偵察ミッションに向かったところ行方不明になるが……というストーリー。
ポン監督のタイトル未定の新作は、この原作小説がそのまま映画化されるのか、違った要素が加えられるのか明らかになっていない。米Deadlineによれば、ポン監督が自ら執筆する脚本をもとにメガホンをとり、プランB、ケイト・ストリート・ピクチャー・カンパニーと共同で製作も手がける。
「パラサイト 半地下の家族」(2019)がアカデミー賞作品賞、監督賞など4冠に輝いたポン監督は、次の作品を模索するなか21年末に出版前の「Mickey7(原題)」の原稿を薦められ、すぐに興味を持ったとのこと。その後、ポン監督とワーナー幹部は30代の人気俳優たちと対面し、新年を迎える前にパティンソンにオファーを出したようだ。
パティンソンは、ワーナーの新作「THE BATMAN ザ・バットマン」(マット・リーブス監督)に主演しており、3月4日から全米公開、3月11日から日本公開される。
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