松本潤「もう100でしょう!」と“上方修正” 劇場版「99.9」早くも興収20億円突破
2022年1月15日 16:05
人気ドラマを映画化した「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」の大ヒット御礼舞台挨拶が1月15日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演を務める松本潤をはじめ、香川照之、杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠が出席した。
12月30日に全国352館で封切られ、すでに興収20億円を突破。ドラマ版から0.1%の無罪の可能性にこだわる型破りな弁護士・深山大翔役を続投した松本は「僕の友人も映画館で見てくれて、『たくさん人が来ていたよ』とか、『あのシーンで笑いが起きていたよ』と教えてくれた」と喜びの報告。ギャグシーンも見せ場になっており「やってる側は、(観客の反応がわからず)どこまで間がもつのかドキドキしています。スベリ芸なので」と本音を明かし、「ここにいるお三方が感動に導いてくれた」と劇場版から参戦の西島、道枝、蒔田に感謝を示した。
「嵐」活動休止後、初めての仕事になった本作は「スタッフ一同が夢を乗せる作品」だといい、「映画の内容みたいに、みんなが気持ちを前向きに、最後まで諦めずにベストを探る。エンタメがたくさんの人に届くことを願い、少しでも楽しんでもらえればと行動している現場だった」と振り返った。昨年11月に行われた完成報告会見で、出来ばえを「99.9」と評したが、映画のヒットを受けてこの日は「もう100でしょう! 100になりました。皆さんのおかげです」と“上方修正”し、ファンにも感謝を伝えていた。
また、共演した所属事務所の後輩・道枝の演技については「台本を読んで、この役は大変だろうなと思っていたが、いい意味で飄々とした持ち前の個性や性格が役に合っていて、リラックスして芝居していた」とコメント。先輩の労いに、道枝は「微力ながら、僕の演技でグッとくるものが伝われば。西畑くん(なにわ男子の西畑大吾)が、(Sexy Zoneの)佐藤勝利くんと見に行ってくれて『本当に最高』と言ってくれた」と声を弾ませた。
松本演じる0.1%の無罪の可能性にこだわる型破りな弁護士・深山大翔をはじめ、深山とチームを組む元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田篤弘(香川)、新米弁護士・河野穂乃果(杉咲)ら、個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながら、逆転不可能な刑事事件に挑む。初の劇場版となる本作では、15年前に発生した毒物ワイン事件と、事件に関わる謎の弁護士・南雲(西島)とその娘・エリ(蒔田)を軸に物語が展開する。
舞台挨拶では映画版にも出演するドラマシリーズのキャストである岸部一徳、榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、奥田瑛二、笑福亭鶴瓶からサプライズで届いたビデオメッセージも上映された。
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