神尾楓珠主演で「恋は光」映画化! 西野七瀬&平祐奈&馬場ふみかが参戦

2021年12月14日 06:00

共演した(左上から時計回りに)神尾楓珠、西野七瀬、馬場ふみか、平祐奈
共演した(左上から時計回りに)神尾楓珠、西野七瀬、馬場ふみか、平祐奈

俳優の神尾楓珠が、秋★枝氏の人気漫画を小林啓一監督のメガホンで映画化する「恋は光」に主演していることが明らかになった。さらにヒロイン役の西野七瀬のほか、平祐奈馬場ふみかが共演していることも発表された。既に撮影は終了しており、2022年に全国で公開される。

同名原作は13~17年、「ウルトラジャンプ」(集英社刊)で連載されていた人気漫画で、“恋をしている女性が光を放ってキラキラして見える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描いている。登場人物たちが恋愛感情に振り回されながら、「恋って何だろう?」と“恋の定義”について考察する姿が、連載時から多くの共感の声が寄せられていたという。

神尾が演じたのは、“恋の光”が見えてしまう大学生の西条。今年は主演映画「彼女が好きなものは」のほか「樹海村」「裏アカ」、主演ドラマ「顔だけ先生」など出演作が相次ぎ、進境著しい若手として注目を集めている。自らの役どころに対して「無骨で不器用な文学青年という普段の僕とはかけ離れた言葉選びや佇まいの役だったので、最初はなかなか掴めずに苦労しました。でも何度かリハーサルを重ねるうちに少しずつ西条の気持ちを理解することができ、彼を演じることの違和感が自分の中でもなくなり、最後には一見堅苦しい西条が愛らしくなりました」と語っている。

一方、西野は今年、「孤狼の血 LEVEL2」「鳩の撃退法」などでタイプの異なる難役を演じ切ったことは記憶に新しい。西条に恋心を募らせながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代に扮したわけだが、小林監督との初仕事を「小林監督のこだわりに自分が応えられるのか最初は不安に感じるところもありましたが、撮影を重ねていくうちに、『西野さんがやることが、北代そのものに見えてきた』という風に仰っていただけて、嬉しかったです」と手ごたえをにじませている。

(C)秋★枝/集英社
(C)秋★枝/集英社

平は西条とともに「恋とは何か?」を探求する東雲、馬場は恋人がいる男性ばかり好きになるという悪癖を持つ宿木を演じた。撮影を経て、「この作品と出逢って生涯の大きな課題であろう”恋の定義”について考える面白い時間を過ごさせて貰えました。スクリーンで一緒に恋と向き合う時間を楽しみにしていただけると幸いです」(平)、「「クランクインしてからも本読みをしたり、小林監督や共演者みんなでイメージを共有したりしながら、撮影を進めていったのがとても印象的でした」(馬場)と述懐している。

脚本も兼ねた小林監督は、「脚本を書くにあたって、今までこんなに悩んだ作品はありませんでした」と語っているが、原作の完成度の高さゆえに数十回にわたり書き直したといいう。それでも撮影は順調だったようで「神尾さん、西野さん、平さん、馬場さんのそれぞれ新しい側面をお見せすることができると思います。楽しみにしていて下さい」と自信のほどをうかがわせた。

主要キャストおよび小林啓一監督のコメント全文は、以下の通り。

神尾楓珠

――公開決定に関して
まずは、無事に公開が決まって嬉しいです。今回の撮影は1カ月間の地方ロケでした。長期間の地方ロケは僕自身初めての経験だったので、すごく新鮮な感覚でした。
もっと新鮮だったのは、メインキャラクターが男性1人に対して女性3人という構図で話が進むというところです。脚本を読んだ段階で、この関係性で話が進むのはなかなか新しく、面白いなと思いました。
さらに大学生という、学生でもあり大人でもあるという難しい年頃の設定だったので、複雑で繊細だなと思いながら撮影していました。大学生ならではの青春の雰囲気が映像に出ていると思うので、たくさんの方にこの映画が届くと嬉しいです。

――西条を演じてみて
西条のイメージは無骨で不器用な文学青年。普段の僕とはかけ離れた言葉選びや、佇まいの役だったので、最初はなかなか掴めずに苦労しました。でも何度かリハーサルを重ねるうちに少しずつ西条の気持ちを理解することができ、自分の中で彼を演じることに対して何の違和感もなくなり、最後には一見堅苦しい西条が愛らしくなりました。
この映画を観てくださった方々にも西条が愛されるキャラクターになれば嬉しいです。

――小林監督の印象、演出について
小林監督は演者の特徴をよく見ていて、それらを踏まえた上で演出していく姿が印象的でした。
物語の最終地点やそれぞれのキャラクターをしっかりと見据えていらっしゃったので、西条のキャラクターや心情で迷った時は、信頼して相談することができました。

――公開に向けてのメッセージ
恋とは何か、というものを細かく分析し、言語化して、理解していくというのは、価値観のバラつきがあるものだからこそ難しいことだと思います。本作をご覧いただければ、西条のように恋に億劫になってる人や恋愛で悩んでる人のヒントになるのではないでしょうか。
僕自身、今まで挑戦したことのない役どころなので、楽しみにしていてください!

西野七瀬

私が演じた北代は、人前ではふざけたりしていますが、実は誰よりも周りをよく見ていて、思いやりや気遣いがあってふざけることでそれを隠しているような、なかなかできることじゃないことができる女の子です。大学生の「恋」がテーマになる作品ということで、経験がなく新鮮で、撮影を楽しみにしていました。
撮影現場の雰囲気も、皆さんそれぞれが自然体でいるようなところがあって、自分には心地良いバランスでした。地方ロケということもあり、ゆったりとした時間の流れを感じながら毎日撮影に入っていました。小林監督とは初めてご一緒させていただきました。監督のこだわりに自分が応えられるのか最初は不安に感じるところもありましたが、撮影を重ねていくうちに、「西野さんがやることが、北代そのものに見えてきた」という風に仰っていただけて、嬉しかったです。
公開を楽しみにお待ちいただけたらと思います。

平祐奈

東雲はとても浮世離れしている現代では珍しい女の子だったので、観客の方にどうしたら違和感なく観てもらえるかなどと疑問点が多い役柄でした。自分自身、東雲と共通する部分はいくつかありましたが、感情的な部分で自分の心と近づけるのには時間が掛かりました。ですが、小林監督がクランクインする前に何度か本読みを行い、アドバイスをして下さったので、自分の中でもしっかり整理して撮影に挑むことが出来ました。現場ではテスト撮影をしたら、みんなでモニターチェックをする時間を設けて下さったり、1人1人と丁寧に向き合って下さってお互いに納得のいく気持ちじゃないと中々OKを出さない事が清々しく感じられ、終わった後は凄く達成感に満ち溢れていました。
この作品と出逢って、生涯の大きな課題であろう“恋の定義”について考える面白い時間を過ごさせて貰えました。スクリーンで一緒に恋と向き合う時間を楽しみにしていただけると幸いです。

馬場ふみか

私は、恋人がいる男性ばかりを好きになることを繰り返してしまう宿木役を演じました。彼女なりにブレない芯がしっかりあって、西条や北代、東雲が恋について真剣に議論している姿に影響を受けて、少しずつ変わっていく姿がとても魅力的です。一人ひとりが恋に対する持論を展開し、それぞれの恋を見つけていく様が美しく描かれていると思います。
今回、クランクインしてからも本読みをしたり、小林監督や共演者みんなでイメージを共有したりしながら、撮影を進めていったのがとても印象的でした。
ぜひ公開を楽しみにしていてください。

小林啓一監督

こんなことをここで告白するのは、自分でもどうかと思うのですが、脚本を書くにあたって、今までこんなに悩んだ作品はありませんでした。ここ二年間で数十回と書き直しました。とにかく解けないパズルをずっと解いている気分で、なかなか満足に書けませんでした。そのくらい原作の完成度が高いのです。秋★枝先生、恐るべしです。
なかなかゴールに辿り着けなかった脚本に比べて、撮影はキャストやスタッフのおかげで順調でした。特にキャストは皆、非常に魅力的でした。神尾さん、西野さん、平さん、馬場さんのそれぞれ新しい側面をお見せすることができると思います。
まだ編集段階ですが、早くお届けしたい気持ちでいっぱいです。リアリティとファンタジー要素が混ざり合う珍しいタイプの恋愛映画になると思います。楽しみにしていて下さい。僕も楽しみで仕方ありません。

(映画.com速報)

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