神尾楓珠主演「恋は光」劇中カットを独占入手！ 充実の撮影を振り返る

俳優・神尾楓珠の主演最新作「恋は光」（小林啓一監督）が、2022年に全国で公開されることになった。映画.comでは、神尾の劇中カット2点を独占入手。神尾に敢行した独自取材で得たコメントとともに、撮影を振り返っていく。

神尾とともにヒロイン役の西野七瀬、平祐奈、馬場ふみかが共演している同名原作は、「ウルトラジャンプ」（集英社刊）で13～17年に連載されていた人気漫画。“恋をしている女性が光を放ってキラキラして見える”という特異な体質を持つ男子大学生・西条の初恋を描いている。

西条にずっと好意を寄せてきた幼なじみの北代（西野）だが、西条からは“恋の光”を発していないと言われ、ジレンマを抱いていた。そんななか、恋人がいる男性ばかり好きになる同級生の宿木（馬場）が、西条を北代の彼氏と勘違いし、アプローチをかけてくる。さらにある日、西条が「恋を探求する」女子・東雲（平）の落とし物を拾ったことをきっかけに、「恋」についての考察を語り合う交換日記を始めることになる。東雲との関係を深めていく西条に気が気ではない北代。そして、宿木は自分も一緒に交換人気をしたいと言い出す……。

――脚本を興味深く拝見しました。西条は恋をする人から発せられる光が見えます。神尾さんにとって、人にはない自分だけの特筆すべき部分ってどのようなところだと思われますか？

神尾：周りに流されないところ。

――MVでのキャリアが豊富なほか、「ももいろそらを」が国内外で評価された小林啓一監督の現場となりましたが、演出で思わずグッときたところはありましたか？

神尾：どんなに状況が厳しくても自分の演出を突き通す姿にグッときました。

――西条と東雲とのやり取りで交わされる「恋の定義」について。神尾さんは、これをどう定義づけされますか？

神尾：何をしている時も、心の中心にその人がいること。

――「20歳のソウル」では佐藤浩市さん、尾野真千子さんら経験豊富な先輩方との仕事で刺激を受けることも多かったと思います。今作では西野七瀬さん、平祐奈さん、馬場ふみかさんと共演されています。このお三方と過ごす現場で得た学びを教えてください。

神尾：今回は男性キャストが僕だけだったので、お三方のお芝居の感覚の違いを直で感じられました。男女の違いはあれど、勉強させてもらいました。

――今年は映画だけでなくドラマ、バラエティとこれまで以上に経験を積んだと思います。22歳の1年間を振り返ってみて感じる収穫、課題を教えてください。

神尾：主演をやらせてもらえることが増えたので責任感も増しましたし、先輩方にも躊躇なく芝居をぶつけられるようになったと思います。

――そして2022年に向けて、どのようなことを見据えていますか？

神尾：これまで通り、自分らしくいることは意識しつつ、これまで以上に周りを見て過ごせたらいいと思います。