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「だ・れ・が・“ノイズ”・か・な?」 沢城みゆきの不気味なナレーションが響く、藤原竜也×松山ケンイチ「ノイズ」特別予告

2021年12月9日 07:00

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数え歌のようなリズムにのせた、狂気に満ちた特別予告映像
数え歌のようなリズムにのせた、狂気に満ちた特別予告映像
(C)筒井哲也/集英社 (C)2022映画「ノイズ」製作委員会

藤原竜也松山ケンイチが主演し、神木隆之介が共演する「ノイズ」の特別予告映像が披露された。「ルパン三世」シリーズの峰不二子役などで知られる声優・沢城みゆきによる、「だ・れ・が・“ノイズ”・か・な? こ・の・島・か・ら・排・除・し・ま・しょ」という、数え歌のようなリズムにのせた不気味なナレーションが響いている。

本作は、「ここは退屈迎えに来て」「娚(おとこ)の一生」の廣木隆一監督が、「予告犯」「マンホール」「有害都市」などで知られる筒井哲也氏の同名コミック(全3巻)を映画化するもの。過疎化が進む孤島・猪狩島に、元受刑者でサイコキラーの男が現れ、平和な島の生活が崩れていくさまを描く。藤原は“黒イチジク”の生産で、島復興の期待を一身に背負う泉圭太、松山は圭太の幼なじみの猟師・田辺純、神木は新米警察官の守屋真一郎を体現。さらに黒木華が圭太の妻・加奈、渡辺大知が凶悪犯の小御坂睦雄、永瀬正敏が県警の敏腕刑事・畠山努を演じる。

物語の舞台は、絶海にぽつりと浮かぶ猪狩島。時代に取り残され過疎化に苦しんでいたが、圭太が生産する“黒イチジク”が高く評価され、地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな島にある日、サイコキラーの小御坂がやってくる。そうとは知らない圭太、純、真一郎は、小御坂の不審な言動を警戒するが、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。やがて島と家族の未来を守るため、3人は殺人を隠すことを決意する。

特別予告映像では、不気味だが中毒性のあるナレーションにのせ、「島のヒーロー」「寡黙な猟師」「唯一の警官」「嘘をつく島民たち」「狂った町長」「追いつめる刑事」「元受刑者」など印象的なキーワードとともに、キャラクターたちを紹介。死体を隠そうとする3人を邪魔する裏切り者とは、そして本当の“ノイズ”とは――狂気に満ちた、謎が深まる映像となった。なお本映像は、12月10日から、一部の劇場で上映される。

ノイズ」は、2022年1月28日に全国で公開される。沢城のコメントは、以下の通り。

ナレーションを務めた沢城みゆき
ナレーションを務めた沢城みゆき

本当のノイズは誰なのかを探し当てることより、本当のノイズは“何なのか”を見つけることの方がずっと難しい。それは圭太(主人公)達だけじゃないはずだ。どんどん緊迫していく物語に心拍数が上がる一方で、ひどく静かに自身の中もスクリーニングさせられました。そうそう映画鑑賞ってこういう時間だったな。

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