松本潤「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」現場で再確認 「チームプレイっていいな」
2021年11月24日 19:20
松本潤が11月24日、都内で行われた主演作「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」の完成報告会見に共演する香川照之、杉咲花とともに出席した。0.1%の無罪の可能性にこだわる型破りな弁護士・深山大翔役をドラマから続投。コロナ禍での撮影も、現場の一体感は健在だったといい「チームプレイっていいなと改めて思える現場だった」と振り返った。
手応えを問われると「まさしく、99.9ってところじゃないでしょうか。自信をもってお届けできる作品に仕上がった」と会心の笑み。「残りの0.1%は映画が公開されて、観客の皆さんが埋めてくださると思う。自分にとっては『おかえり』と言ってもらえる場所。感謝しています」と強い思い入れを示していた。また、劇中で披露する“親父ギャグ”については、「ふんだんにありますね。ちょうどいいスベり具合の塩梅が難しい」とファンにはうれしい発言も飛び出した。
ドラマに引き続き、元検事のベテラン敏腕弁護士で深山とチームを組む佐田篤弘を演じる香川は、「すでに空気が完成しているし、僕らは松本さんの一挙手一投足に反応していれば、それが自然と映像になっていく」とこちらも現場のチームプレイに手応えは十分。
一方、杉咲は新米弁護士・河野穂乃果役で、劇場版からの参戦。初めて担当した刑事事件で深山と対立するが、あることがきっかけで斑目法律事務所の刑事事件ルームの一員となり、新しい風を吹きこむ。「大事な役どころなので、とても緊張したんですけど、皆さんが優しく温かく迎え入れてくださり、楽しかった」と安どの表情を浮かべた。
松本とは映画初共演。香川とは「劇場版MOZU」(2015)以来の共演となり、「あっという間に役をつかむ姿を間近で見て、この人はすごいと思いました」(松本)、「あのときは親子役でね。もうこんなに大きくなって。苦労もあったはずだが、完ぺきにこなしていた」(香川)と絶賛の声。杉咲は「客観的なアドバイスをくださったり、悩んでいるときに、『どう?』と声をかけてくださったり、座長としてかっこいい姿を拝見し、勉強になることばかりでした」と松本に感謝を伝えていた。
個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながら、99.9%有罪が確定し、逆転不可能な刑事事件に挑む姿を描く新感覚の法廷ドラマ「99.9 刑事専門弁護士」の劇場版。15年前に発生した毒物ワイン事件と、事件に関わる謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘・エリ(蒔田彩珠)を軸に物語が展開する。榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、笑福亭鶴瓶、奥田瑛二らドラマシリーズのレギュラーキャストが登場するほか、「なにわ男子」の道枝駿佑も出演する。
「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」は、12月30日より全国で公開。公開前日の12月29日、TBSでは劇場版へとつながる完全新作スペシャルドラマ「新たな出会い篇」を午後9時から放送する。
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