「なにわ男子」長尾謙杜主演で森絵都の小説「カラフル」をAmazonが映画化!山田杏奈&八木莉可子が共演
2021年11月9日 14:00

Amazonがオリジナル映画として、直木賞作家・森絵都氏の小説「カラフル」を「なにわ男子」の長尾謙杜主演、山田杏奈、八木莉可子共演で実写化することがわかった。「HOMESTAY(ホームステイ)」のタイトルで、Amazon Prime Videoで2022年2月11日から世界独占配信される。長尾、山田、八木の制服姿をとらえたビジュアルも披露された。
本作は、高校生の身体に乗り移った魂が、家族との葛藤や淡い恋を通し、人との絆や生きる意義を見出す青春映画。Amazonが製作する初めての日本映画となり、「ジオラマボーイ・パノラマガール」の瀬田なつき監督がメガホンをとる。
主人公シロの魂は、自分と同じように死んでしまった高校生・小林真の肉体を借りて、“ホームステイ生活”を送ることになる。「管理人」を自称する謎の人物は、真が死んだ原因を100日以内に突き止められなければ、もしくは真の家族や友人に正体がバレてしまったら、本当の死が訪れると告げる。シロは混乱しながらも、真として日常生活を送ることになる。真の家族、幼馴染の晶、真が密かに憧れていた先輩・美月らと関わるなかで、シロは徐々に真の死の真相に近づいていく。
シロを演じるのは「なにわ男子」のメンバーとしてメジャーデビューを控えている長尾。本作が映画初主演とあって、不安や緊張を明かしながらも、「世界配信というのは、実感が湧いていないですが、世界の皆さんに知ってもらえるチャンス」と意気込みを語っている。
真に淡い恋心を抱く幼馴染・晶役は、現在公開中の「ひらいて」に続いて、「彼女が好きなものは」の公開が控えている山田が演じる。山田は中学生の頃に国語の先生に原作を薦められたことを明かし、「生きる上で大事にしたいなと思うことに気づかせてくれる作品」とコメントを寄せた。
さらに、雑誌「Seventeen」の専属モデルを卒業し、女優として活躍する八木が、真が密かに憧れていた先輩・美月役で出演。「社会の矛盾や色んな人の想いが交差する世の中を嘘なく描いている作品」だと話し、「見どころは共感性の高さ」だと語っている。
瀬田監督と、キャスト陣のコメント全文は以下の通り。
長尾謙杜くん、山田杏奈さん、八木莉可子さん、眩しく新鮮なコラボレーション、そして、スタッフ・キャスト、みなさんの、力や知恵を合わせて、多彩な要素、感情をぎっしり詰めこんだ作品になりました。
自分自身も、この作品を通して、主人公のシロのように、新たな発見や挑戦の多い、忘れられない旅を体験できた気がします。
そして、この旅が、世界中のいろいろな場所で見てもらえることが嬉しく、ドキドキしています。たくさんの人に届きますように。
初の主演作品ということで、不安や緊張と楽しみが混ざっています。
世界配信というのは、実感が湧いていないですが、世界の皆さんに知ってもらえるチャンスですし、「HOMESTAY(ホームステイ)」が良い作品だなと世界の方に感じていただけるように頑張っていきたいと思います。
私が中学生の時、原作を国語の先生に薦められました。生きる上で大事にしたいなと思うことに気づかせてくれる作品だと思います。
普遍的なテーマを描いたこの作品が多くの人に届くのは素晴らしいことだと思います。
同時に、いろんな人の目にとまると思うと緊張しますが、ワクワクもしています。
作品の見どころは共感性の高さにあると思います。
いわゆるハッピーエンドのお話ではなくて、社会の矛盾や色んな人の想いが交差する世の中を嘘なく描いている作品なので、すごく共感する部分が多いと思います。
ファンタジー要素やミステリー要素をポップに描いているので、楽しんでいただきたいです。
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