ジオラマボーイ・パノラマガール

劇場公開日:

ジオラマボーイ・パノラマガール

解説

「リバーズ・エッジ」などで知られる人気漫画家の岡崎京子が1989年に刊行した同名コミックを実写映画化。現代の東京を舞台に、未来への不安を抱えながらも「今」を生きる若者たちを描いた。16歳の平凡な高校生・渋谷ハルコは、ある夜、橋の上で倒れていた神奈川ケンイチに一目ぼれする。ハルコは世紀の恋だとはしゃぐが、真面目でおとなしいケンイチは、受験を目前にして衝動的に学校を辞めてしまい、それどころではない。さらにケンイチは、勢いでナンパした危険な香りのする女の子マユミに夢中になっていき、ハルコとケンイチの恋は平行線をたどるが……。渋谷ハルコ役は映画「小さな恋のうた」などで注目される山田杏奈。神奈川ケンイチ役は、山田とは「小さな恋のうた」でも共演している鈴木仁。監督・脚本は「PARKS パークス」「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の瀬田なつき。

2020年製作/105分/PG12/日本
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2020年11月6日

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(C)2020岡崎京子/「ジオラマボーイ・パノラマガール」製作委員会

映画レビュー

4.0バブル期の記号的要素が「横道世之介」と共通する

2020年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

本作を観始めてから中盤ぐらいまで、既視感のある状況や展開が散見されると思っていた(ちなみに岡崎京子の原作漫画は未読)。物語上の本命の相手とは別の小悪魔的な年上美女、バブル期に呼称をよく目にしたいわゆる「コールガール」、ホテルのボーイのバイトで目にする大人の世界…。このあたりでようやく「横道世之介」だと気づく。岡崎の89年の原作が吉田修一の2008年の小説に影響を与えた可能性はあるが、「横道」の時代も80年代後半であり、先に挙げた要素がバブル期の記号として偶然両作品に描かれたのかもしれない。

「横道」とは好対照のガール・ミーツ・ボーイものだが、出会った男子の目は別の女性を見ていて…と一筋縄ではいかない恋と成長の物語。都心のウォーターフロントの高層住宅と下町の一軒屋という男女の住居を含め、高低差を活かした画面構成はハイティーン特有の浮遊感を補強するが、時代を現代に移した効果は今一つだったか。

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高森 郁哉

0.5狂乱のバブル崩壊前の昭和!哲学が屁理屈だった時代。表向きには何も残らなかった。

2023年3月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

1.0虚無

2022年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

何も残らないというレビューを見ましたが、まさにそれでした。
思い込みの強さや衝動的な行動だったり、関係性の変化、挫折を青春として表現されるんだけど
なんだか全部ぶつ切りで感情移入出来なかったです。

だから最後まで見ても
「あ、そう。」て感じ。

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たべ

3.0見てて小っ恥ずかしくなる青春ものだけど誰にでもある淡い過ちみたいな...

2022年6月29日
Androidアプリから投稿

見てて小っ恥ずかしくなる青春ものだけど誰にでもある淡い過ちみたいなのがいい具合に描かれていてノルタルジーっす

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ハラオ
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