「殺したんか?」消えた父と連続殺人鬼の不可解な関係 片山慎三×佐藤二朗「さがす」公開日&予告発表
2021年11月4日 07:00

「岬の兄妹」の片山慎三が監督を務め、佐藤二朗が主演した映画「さがす」の公開日が、2022年1月21日に決定。あわせて、韓国のデザイン会社「Propaganda(プロパガンダ)」が手掛けたポスタービジュアルと予告編がお披露目された。
ポン・ジュノ監督、山下敦弘監督、香川照之ら著名人からの激賞が相次いだ「岬の兄妹」。同作で注目を浴びた片山監督の長編2作目にして商業デビュー作では、佐藤がユーモラスなパブリックイメージを封印。不穏な言葉を残して娘の前から姿を消した父・原田智を演じるほか、智の娘・楓役に「湯を沸かすほどの熱い愛」「空白」の伊東蒼、指名手配中の連続殺人犯・山内照巳役に「東京リベンジャーズ」の清水尋也、自殺志願者・ムクドリ役として「全裸監督」で注目を浴びた森田望智が参加している。
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」。だが、その声に振り向いたのは知らない若い男だった。
予告は、慎ましやかにに暮らす父娘の姿からスタート。やがて、智にまつわる意味深なシーンが映し出される。誰かをさがす智の姿に加え、「目をつぶったらな、悪いことばっか浮かぶんや」というセリフ、そして1万円札をじっと見つめる光景も。残された楓は必死にチラシを配り、消えた父を探す。やがて彼女の目の前に現れたのは、父になりすました連続殺人犯・山内だった。
「お父ちゃんどこや!」と叫びながら、山内を追いかける楓。「殺したんか?」という追及に、山内は「それは有料コンテンツだね」と不敵な笑みを浮かべる。映像のラストには「見つけたくないものまで見えてくる」という印象的なテロップも挿入されており、観客の予想を裏切る物語を予感させる内容となっている。。
「さがす」は、22年1月21日からテアトル新宿ほか全国公開。
(C)2022「さがす」製作委員会
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