孤島にやってきたサイコキラーの死体を隠し切れるのか? 藤原竜也×松山ケンイチ「ノイズ」予告&ポスター&新キャスト発表
2021年10月26日 07:00
本作は、「ここは退屈迎えに来て」「娚(おとこ)の一生」の廣木隆一監督が、「予告犯」「マンホール」「有害都市」などで知られる筒井哲也氏の同名コミック(全3巻)を映画化するもの。過疎化が進む孤島・猪狩島に、元受刑者でサイコキラーの男が現れ、平和な島の生活が崩れていくさまを描く。藤原は“黒イチジク”の生産で、島復興の期待を一身に背負う泉圭太、松山は圭太の幼なじみの猟師・田辺純、神木は新米警察官の守屋真一郎を体現。さらに黒木華が圭太の妻・加奈、渡辺大知が凶悪犯の小御坂睦雄、永瀬正敏が県警の敏腕刑事・畠山努を演じる。
新たに出演が発表された伊藤は、畠山の相棒・青木千尋、酒向芳は農家の横田昭一、迫田孝也は町長の部下・野毛二郎に扮する。そのほか真一郎の母・仁美役の鶴田、地方創生局員として島を訪れる酒井義昭役の波岡一喜、真一郎の先輩として前任の駐在員を務めた岡崎正役の寺島が共演。余が島の復興を第一に考える町長・庄司華江、柄本が圭太と純の隣人である昭一の父で、物語の重要なカギを握る庄吉を演じた。
予告編の冒頭では、圭太、純、真一郎ら親友3人の穏やかな島での暮らしを活写。しかし、島にやってきた小御坂を誤って殺害したことで、そんな日常は終わりを迎える。「人を殺したんだぞ。島も俺も終わりだよ」と呟く圭太に、「全部、なかったことにしましょう」と返す真一郎。県警が島に押し寄せるなか、3人は最後まで死体を隠し切ることができるのか――。新たな死体や「裏切り者がいる」という圭太のセリフが切り取られ、疑心暗鬼となった3人に待ち受ける予測不能の展開に期待が高まる。
ポスターは、「死体がバレたら終わり」という極限状態に置かれた圭太、純、真一郎らを活写。タイトル通り“ノイズ”がかかったような仕上がりで、物語の殺伐としたヒリヒリする空気感が伝わってくる。
「ノイズ」は、2022年1月28日に全国公開。