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閉鎖していた「ショーシャンクの空に」製作会社、長編映画製作を再開

2021年10月22日 13:00

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会長に就任したロブ・ライナー監督
会長に就任したロブ・ライナー監督
Photo by Robin Marchant/Getty Images

恋人たちの予感」「ショーシャンクの空に」などの傑作映画を放ったキャッスルロック・エンターテインメントが、映画部門を再始動させることになった。米Deadlineが報じている。

キャッスルロック・エンターテインメントは、「スパイナル・タップ」「スタンド・バイ・ミー」「プリンセス・ブライド・ストーリー」などのヒットを飛ばしたロブ・ライナー監督が1987年に共同で立ちあげた製作会社で、「恋人たちの予感」「ミザリー」「ア・フュー・グッドメン」といったライナー監督作をはじめ、クリント・イーストウッド主演「ザ・シークレット・サービス」やビリー・クリスタル主演「シティ・スリッカーズ」、傑作「ショーシャンクの空に」など125本の長編映画を製作。さらに、米テレビ界でもシチュエーションコメディの金字塔と呼ばれる「となりのサインフェルド」を手がけている。

1993年に米メディア企業ターナー・ブロードキャスティング・システムがキャッスルロック・エンターテインメントを買収。96年にターナー・ブロードキャスティング・システムが別のメディア企業であるタイム・ワーナーと合併したことをきっかけに、ワーナー・ブラザースのレーベルのひとつとなった。だが、興行面での失敗作が続いたことで、2002年に閉鎖となっている。

このほど、共同設立者のロブ・ライナーがキャッスルロック・エンターテインメントの代表取締役会長に就任。投資家から新たに調達した1億7500万ドルの資金をもとに、長編映画部門を再開させた。世界の観客をターゲットに、質の高い映画作品の企画、製作、出資を行うという。

ライナー監督は、この決定に「これ以上の感激はありません」と明言。「キャッスルロックの灯台は、常にクリエイティブなコミュニティのための安全な港であることを示してきた。今回のリニューアルにより、映画クリエイターが最高の仕事をするための環境を提供するという伝統を引き継ぐことができるでしょう」と抱負を語っている。

ライナー監督の妻で「記者たち 衝撃と畏怖の真実」でプロデューサーを務めたミッシェル・ライナーと、ライナー監督作「LBJ ケネディの意志を継いだ男」でプロデューサーを務めたマシュー・ジョージが共同社長を務める。すでにワーナー・ブラザースがファーストルック契約を結んでいる。

なお、「キャッスルロック」とは、スティーブン・キングの小説に登場する架空の田舎町の名前。ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホーン会長も、キャッスルロック・エンターテインメントの創設者のひとりである。

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