ストーリーを読み取るのは不可能!? 「アンテベラム」意味深で不穏な場面写真
2021年10月13日 17:00

「ゲット・アウト」(2017)、「アス」(19)のプロデューサー、ショーン・マッキトリックが手掛ける「アンテベラム」の場面写真が披露された。謎の多い本作の意味深なシーンをとらえている。
本作は、公私共に順風満帆の日々を送っていた主人公ヴェロニカが、突如として奈落の底に突き落とされていく様を描きながら、終盤には意表を突かれる“仕掛け”が用意されている。

博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカは、優しい夫、愛くるしい幼い娘との幸せな家庭を築き上げていた。ある日、ニューオーリンズでの講演会に招かれた彼女は、力強いスピーチで拍手喝采を浴びる。しかし、友人たちとのディナーを楽しんだ直後、ヴェロニカの日常は突然崩壊し、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転する。一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり、過酷な労働を強いられているエデンは、ある悲劇をきっかけに、奴隷仲間とともに脱走計画を実行する。
「ムーンライト」「ドリーム」などのジャネール・モネイが主演を務め、恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンをひとりで演じ分ける。


披露された場面写真は、「シャイニング」に登場する双子少女を連想させる、長い廊下にポツンと立つ不気味な少女、クラシックな黄色いドレス姿で真っ白な邸宅を駆けていこうとする女性の後ろ姿、ホテルのフロントに飾られている真っ白な邸宅の絵など、時代劇なのか現代劇なのか、世界線すら曖昧で統一性のない全7枚。
ここからストーリーを読み取ることは難しいが、邸宅のリンクや全体に漂う不穏な雰囲気など、興味と謎が深まるシーンを切りとっている。
「アンテベラム」は11月5日から公開、東京・TOHOシネマズシャンテのみ11月7日から公開。
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